今日は、4年生が図画工作・木版画の学習を行いました。木版画となると、彫刻刀を使って彫ってからの印刷です。

そこで、昨年度もお世話になった「大野隆司 師匠」を小金小にお招きしました。

  

 あらかじめ4年生の子供たちは、それぞれデザインを考え、今日は指導していただきました。大野師匠から「今日は、師匠は私だとすると皆さんは弟子だね」と親しみを込めての声掛けもいただいたので、子供たちからも「師匠!教えてください」と声が上がっていました。

 まず、彫刻刀の種類や使い方、彫ったときの線の特徴について教えていただきました。実際に師匠が彫る様子を画面に映し出し、彫った線やその特徴、鮮やかな彫刻刀の扱いに子供たちは感心の声をあげ、引き込まれて話を聞いていました。

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 そして、自分のデザインで彫る場所の確認ができたら、いよいよ、彫刻スタート!静まり返った教室からは子供たちの集中する姿が伝わってきます。

 

 個々の彫り進めの様子を見て、授業の後半でこの後の版画印刷はどのようにしていくのかも教えていただきました。

 その道のスペシャリストに教えていただくことで、よくわかり、「自分もやってみたい」の思いがもてる楽しい版画の授業となりました。この後、子供たちが版木をどのように彫り進めていくのか、どのような版画として刷り上がっていくのか楽しみです。