2日(月)

  セルフチキンかつサンド クラムチャウダー パインアップル 牛乳
今日の給食は、セルフチキンかつサンドと、クラムチャウダーでした。チキンかつサンドの発祥は、日本にあるとされています。チキンかつ自体は、19世紀末にヨーロッパで生まれたウィーン風の揚げ物が日本に伝わり、大正時代に「チキンカツ」として広まったそうです。そして「かつサンド」の発祥は、1935年(昭和10年)に東京上野のとんかつ店「井泉(いせん)」で、当時の女将が考案したとされています。井泉は芸者衆がよく利用していたため、口紅が取れずに食べられるよう、パンに挟んで食べられる小ぶりのサンドイッチを考案したのだそうです。この二つが融合したチキンかつサンド。諸説ありますが、1983年ケンタッキーフライドチキンが発売した、「チキンフィレサンド」で爆発的にヒットし、チキンかつサンドが日本に広まりました。今日の給食もおいしかったです。
3日(火)  

とうぶやさいのキーマカレー・ライス コーンサラダ はちみつレモンゼリー 牛乳

 今日の給食は、東部野菜のキーマカレー・ライス、コーンサラダでした。キーマカレーの歴史は、インドが発祥です。ヒンディー語で「キーマ」は「ひき肉」や「細かいもの」を意味し、ひき肉を使ったカレーを指します。16世紀から19世紀に栄えたムガール帝国の時代にさかのぼります。キーマカレーは、ムガル帝国で発展した宮廷料理の一つであり、正式名称は「キーマー・マタール」です。キーマとはひき肉を、マタールはグリンピースを意味します。東部野菜のキーマカレーは、たくさんの野菜が入っていて、とてもおいしかったです。
4日(水)   ごもくうどん じゃこチーズやきおにぎり わかさぎのフリッター うめかあえ 牛乳

今日の給食は、五目うどん、じゃこチーズ焼きおにぎり、わかさぎのフリッター、梅か和えでした。わかさぎを漢字で書くと「公魚」と書きますが、これは江戸時代に麻生藩の藩主が徳川家に焼きワカサギを献上したところ、大変喜ばれ、それ以来献上が続けられるようになり、御公儀の魚(将軍家御用達の魚)とされたことに由来しているそうです。ちなみに「フリッター」は洋風の揚げ物のことで、ラテン語の「frictura」(揚げ物)が語源で、小麦粉をベースにした衣で食材を包み、油で揚げた料理を指します。今日のわかさぎのフリッターは、和洋折衷の創作料理ということですね。今日の給食もとてもおいしかったです。

5日(木) わかめごはん いわしのねぎみそまき ごまあえ とんじる 牛乳
 今日の給食は、わかめご飯、イワシのネギ味噌巻き、胡麻和え、豚汁でした。イワシを毎日食べると、心臓や脳の健康をサポートし、生活習慣病の予防にも効果があるといいます。また、ビタミンB2や鉄分も豊富で、肌や血液の健康にも役立ちます。イワシは、DHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸を豊富に含み、血中コレステロールや中性脂肪を減らす効果があります。また、脳の働きを良くしたり、認知症の予防にも役立ちます。さらに、ビタミンB2は細胞の生まれ変わりを助け、肌の健康を保ち、貧血予防に役立つ鉄分も豊富に含まれています。子どもの頃から、たくさん機会をつくって食べたい食品ですね。今日の給食もおいしかったです。
6日(金)   マーボーどん ピリからきゅうり あじさいゼリーポンチ 牛乳

今日の給食は、マーボー丼、ピリ辛きゅうり、あじさいゼリーポンチです。4月に少しお話しましたが、麻婆豆腐はある女性が発案した料理です。その女性が夫を亡くして未亡人となった後、生活の糧として考案した料理だったといいます。当初は豆腐と羊肉で作っていたため「羊肉料理」としていましたが、その女性が亡くなった後には、「アバタ」という意味の「麻」と、おばあさんの「婆」を合わせ、「麻婆豆腐」と呼ばれるようになったそうです。ただし、本場の中国では、この名前を好まない人が多いため、“麻辣(マーラー)豆腐”と言い換えるのが一般的です。言葉の意味としては、“麻”は山椒の味のこと、“辣”は「辣油(ラー油)」とあるように唐辛子のことを表すそうです。料理の名前にも、歴史がありますね。今日の給食もおいしかったです。

9日(月)   アーモンドトースト ミネストローネスープ ツナとコーンのサラダ オレンジ 牛乳
 今日の給食は、アーモンドトースト、ミネストローネスープ、ツナとコーンのサラダでした。ミネストローネは、イタリアの家庭料理です。具材や味付けに細かい決まりはなく、 日本でいう味噌汁と同じように、「各家庭の味」があるそうです。 イタリア語で「具だくさんの野菜スープ」という意味のミネストローネ。レオナルドダヴィンチが生きていた1500年代のミネストローネには、トマトが一切使われていなかったということもわかっています。当時トマトは、コロンブスによって、ヨーロッパに持ち込まれ、観葉植物とされていました。有害植物と思われていたために誰も食べなかったようです。今日の給食もおいしかったです。
10日(火)   ごしきごはん なまあげのにくまき こぶちゃあえ みそしる 牛乳
 今日の給食は、五色ごはん、生揚げの肉巻き、昆布茶和え、みそ汁でした。五色ご飯は、もともとお寺の精進料理から始まったとされています。白、黄、赤、緑、黒の五色の具を白米にのせて、見た目も華やかに彩ることで、陰陽五行説に基づくバランスの取れた食生活を意識したものと考えられます。室町時代には、僧侶や上流階級の間で流行し、江戸時代には女子の教養書にも記されるほど普及しました。今日の東部小の五色ごはんは、彩り鮮やかで、食も進みました。とてもおいしかったです。
11日(水)   ハヤシライス えだまめサラダ メロン 牛乳

今日の給食は、ハヤシライス、枝豆のサラダでした。ハヤシライスの歴史は諸説ありますが、一番有力と言われているのは、福沢諭吉の門下生、出版社・書店として知られる「丸善」の創業者、早矢仕有的(はやしゆうてき)氏が考案した「早矢仕ライス」が原型であるという説です。早矢仕氏は、自宅に招いて友人たちに手料理をふるまうのが趣味であったとされ、そこで披露された料理のひとつが、現在のハヤシライスであったと伝えられています。また、違う説としては、この時代、牛肉を食べる文化が浸透していなかったため、ハヤシライスのような料理を食べていたら「早死にする」ということから「ハヤシライス」と呼ばれはじめたという説もあるのだということです。調べてみると面白いですね。今日の給食もおいしかったです。

12日(木)   ごはん さばのしおやき ひじきとだいずのにもの かしわじる オレンジ 牛乳
今日の給食は、ご飯、サバの塩焼き、ひじきと大豆の煮もの、かしわ汁でした。かしわ汁の「かしわ」とは、鶏のことですが、鶏肉を「かしわ」と呼ぶようになった起源には諸説あります。そのうちの一つは、1685年。江戸幕府第5代将軍徳川綱吉により発せられた“生類憐れみの令”。当時は、いかなる生き物を殺して食べることが禁止されました。そこで、人々は隠語として、馬肉は「さくら」、猪肉は「ぼたん」、鹿肉は「もみじ」、鶏肉は、当時の鶏の羽が茶褐色で、柏の葉っぱの色に似ていたことから「かしわ」と呼ばれるようになったとのこと。そのため、江戸時代から鶏肉は「かしわ」と呼ばれるようになり、現在、一部地域でもその文化が残っているようです。今日のかしわ汁も、もちろんおいしかったです。
13日(金)   ごもくやきそば パステウ ちゅうかふうたまごスープ アセロラゼリー 牛乳
 今日の一番のお薦めは「パステウ」です。ブラジルの揚げ餃子です。中身は挽肉をケチャップで味付け、水分を減らすためにマッシュポテトを入れ、餃子の皮で包んで揚げています。そして、メインの焼きそばはレアメニューです。具材・麺をそれぞれ炒め、キャベツは蒸し焼きにします。そして混ぜ合わせます。児童数の多い本校では、この混ぜあわせの作業がとても大変なので、年に数回しか出せないレアメニューとなっています。焼きそばとパステウの相性もバッチリで今日は幸せいっぱいの給食でした。ごちそうさまでした。
16日(月)   ロールパン しろいんげんまめのシチュー ごぼうチップスサラダ パインアップル 牛乳
 
17日(火)   こんぶごはん ししゃものごまあげ からしあえ どさんこじる 牛乳
 
18日(水)   やさいたっぷりタンメン こまつなチャンプルー ウインナーロールパン ひとくちぶどうゼリー 牛乳
 
19日(木)   えだまめごはん カレーにくじゃが みそしる こだますいか 牛乳
 
20日(金)   ごはん あじのこうみソースかけ はるさめサラダ ごじる さくらんぼ 牛乳
 
23日(月)   チンジャオロースーどん わかめいりたまごスープ ポップビーンズ 牛乳
 
24日(火)   こくとうパン とりにくトマトソースかけ のりしおポテト ハムとキャベツのスープ 牛乳
 
25日(水)   ごはん にくどうふ ちくわのいしがきあげ あおなのちゅうかあえ れいとうピーチ 牛乳
 
26日(木)   トマトとツナのスパゲッティ かいそうサラダ クロワッサン 牛乳
 
27日(金)   ごはん さばのソースやき ごもくきんぴら みそしる オレンジ 牛乳
 
30日(月)   ジャンバラヤ なつやさいいりたまごスープ キャラメルポテト 牛乳