2月19日(水)令和6年度 学校評価(学校評価の総合結果)再掲
令和6年度 学校評価(学校評価の総合結果)再掲
今まで、令和6年度学校評価アンケートから「保護者評価」「児童評価」「学校関係者評価」「教職員評価」を順次公開してきました。今日は、そのすべてを統合し、総合結果として掲出します。
学校評価の①から⑩までの10項目について、「保護者評価」「児童評価」「学校関係者評価」「教職員評価」の数値の全平均を出して、昨年度の数値と比較しました。(4点満点)
その結果、①「学校教育目標」➁「さそってなかよし」⑤「ぜんりょくだそう」⑥「学校の特色化」⑨「学校と保護者の連携」の5項目が昨年度より上昇していました。
相変わらずトップは⑥「学校の特色化」で3.7とずば抜けて高評価ですが、ここで取り上げたいのが⑨「学校と保護者の連携」で0.2上昇しており、上昇率のトップでした。昨年度は3.2と全体からすると低かったので、課題の一つと思っていましたが、昨年度来からのPTA改革による結果が、表に出てきたようです。新たな参加活動や関係づくり、保護者との協力体制の構築が進んだこと、そして、バスの乗り方教室や新キャラクターのキーホルダーなど、活動が自由で斬新なアイデアにあふれています。これからの寒風台小学校にとっても価値あることだと思います。ありがとうございました。
③「むかってまなび」④「からだをきたえ」⑦「環境整備」⑧「教育課程特例校」⑩「学校と地域・関係団体との連携」の5項目は同値でした。今年、落ちた項目は1つもありません。
そして最終的にすべての項目の全平均値は、昨年度の3.3から3.4と0.1上昇しました。
20250311-145615.pdf [ 276 KB pdfファイル]
付録【今年度の選択制の為の学校説明会や就学時健診、入学説明会で行ってきた学校説明内容に追記したもの】
本校は、現在、児童数623名です。(2月に3年生、6年生に転入生有)3月に、6年生が93名卒業して、4月に1年生が86名入学すると、来年度は、合計616名の児童数になります。
過去2年間では、地域の宅地開発化や学校選択制の影響もあり、全校児童数は78名増えました。学級も20学級から24学級へ4学級(通常学級3・情緒学級1)増え、それに伴い先生も増えました。特別教室4つを普通教室に改装して使用しました。
今年は、これ以上は空き教室がないので困っていましたが、新1年生は、来年3学級で総学級数には増減がないので、24学級で変わらずにいけそうです。但し、特別支援学級が今の児童数で丁度満杯なので、予断は許せません。
【通知票2学期制】
学級閉鎖等で標準授業時数を欠損させないため、3年前から通知票2学期制をとっています。今や市内の4分の3以上の学校に広まりましたが、おかげで授業時間数と給食回数が多い学校です。その時間分、ゆったりと余裕をもって教育課程の充実を図っています。
【児童の知・徳・体 バランスの良い成長のために今年は「楽しく」をキーワードに 】
◎知育:(楽しく学び)音読大賞・かけ算大賞・算数検定・放課後算数教室等
◎徳育:(楽しく仲良し)①挨拶②清掃③安全の意識向上のため廊下歩行④いじめしないで小さな親切を⑤上履き忘れない、落とし物が戻るように持ち物には記名(5つの凡事徹底)
◎体育:(楽しく運動)松戸市体力特級章(鉄棒逆上がり・縄跳び・50m走・ボール投げ・立ち幅跳び) (3年連続 総合格者数・合格率 市内1位)
◎(楽しく全力)学校行事も積極的に行い、運動会、マラソン大会、プール指導、音楽祭、修学旅行、林間学園、校外学習、国会見学等主なものは工夫して行ってきました。
◎(楽しく全力)部活動もサッカー部、ミニバスケットボール部、吹奏楽部、陸上部が、ブロック大会、小中合同音楽会、市内小学校体育大会に参加しています。
【学校の特色化】
⓵ 学校の特色は、学区に松戸運動公園がありますので、この素晴らしい施設を運動会・マラソン大会・陸上部等で2年前より積極的に活用しています。本校の狭い校庭をグリーンパークとともに補完する手段でもあります。
⓶ 本校の児童は、活気があり、意欲的な子どもたちが多いです。毎日、音読大賞やかけ算大賞で全校放送発表をして表彰されたり、松戸市特級体力章に業間休みに挑戦して、合格者が発表されたりしています。
以上の2つが他の学校にない「教育課程上の特色」として挙げられると思います。
⓷ また、地域の宅地開発化と学校選択制の影響で、ここ2年間の児童数の増加数と増加率は松戸市内第1位でした。少子化の中、このことも特色と言えるでしょう。
学校選択制を選択して入学した理由は「通学距離が近いから」3人「通学上安全だから」2人「兄弟が通っているから」3人「同じ幼稚園・保育園からの入学が多いから」3人 以外に学校の内容で選ばれています。「特に不安のない公立学校だから」1人「学校参観や説明会での印象が良かったから」1人「学校の教育内容、授業内容、行事内容に魅力があったから」1人「地域で学校の評判がいいから」1人「学校が落ち着いており、安心できる学校だから」1人「学校の方針や重点に賛同できたから」1人「先生方が熱心で子どもを任せられると思ったから」1人「子どもの発達に合わせた指導がなされているから」2人
【今の学校の状況を数値から見ると 「楽しく」→「満足」】
4年生以上の学級で2学期に行った「第2回QU調査」の結果を教職員の研修で学級ごとに分析・検討しました。総じていうと本校の学級生活満足群の児童の割合は、とても高かったです。全9クラスの平均が63.5%でした。第1回が58.5%でしたから、2回目の方が上昇しています。全国平均は、43%です。本校の平均は、20%も上回っています。一番高い学級は96.3%でした。この数値には、驚きました。奇跡的です。
また、給食の残菜率が、1学期4.1% 2学期 3.8% 3学期1.8%と どんどん下がっています。 おいしい給食を楽しみに、感謝してよく食べています。食缶が空になって給食室に戻ってきます。調理員さんたちも作り甲斐があるととても喜んでいます。寒風台小の子どもたちは、活気があり、よく活動するから、お昼にはお腹もすき、よく食べるから、午後からまた元気が出て動けるのだと思います。給食室のある場所も渡り廊下から中の様子が見えるのでオープンキッチンのようです。子どもたちがよく調理員さんたちに、手を振ったり、○○が美味しかったです。などと親しみを込めて交流しています。
そして「教職員のストレスチェック集団分析」の結果も送られてきましたが、とても良い結果です。
総合健康リスク(全国平均100)に対して、本校は、なんと71と健康リスクが29ポイントも下回っています。リスクの数値ですから、低ければ低いほど良いわけです。
各項目の数値では、仕事の量的・質的・身体的負担は、平均より悪いものの(働きすぎ?)、それを上回って上司・同僚・家族・友人からの支援、対人関係、働きがい、活気、コントロール等が特に高く、イライラ感、不安感、抑うつ感、身体愁訴が低く、総合的な満足度が、全国平均3.4(5点満点中)に対し、本校は3.8と0.4高く、良い結果でした。
現在の充実・発展し、安定して、落ち着いた学校状況を数値から裏付ける結果となりました。この状況は、本当に特別なことであると考えています。「教職員の誰一人手を抜かず、働きがいや活気をもって人間関係もよく、みんなが、学級経営等がんばっているからこそ、子どもたちもがんばれるし、楽しく学校生活ができているということであり、平和な状況を維持できていることに『感謝しています。』」と職員の打ち合わせで話しました。