2025.10.23~24 林間学園に行ってきました! 5年生
10月23日(木)、24日(金)の2日間、5年生は、林間学園に行ってきました。1日目は、鋸山登山、君津亀山青少年自然の家にて、焼き板クラフト、キャンプファイヤーを行いました。朝、天気は曇りで、気温が少し低く、寒さが心配でしたが、みんな期待や緊張が混じった表情を浮かべながらも、時間通りに集合し、元気よく出発しました。
鋸山登山では、前日の雨の影響で、ぬかるんでいる道やすべりやすい道がありましたが、前を歩く子が「ここすべるよ!」「ここ危ないよ!気を付けて!」と後ろを歩く友達に向かって声をかけたり、疲れたり転んだりした友達に「頑張れ!」「大丈夫?」と優しく声をかけたり、協力し、助け合う姿が見られました。地獄のぞきでは、絶景に息をのみ、大仏広場では、大きな大仏に驚きの声をあげながら、待ちに待ったお弁当を、おいしそうにほおばっていました。
自然の家に到着してからは、入所式、焼き板クラフト、夕食、キャンプファイヤーに入浴と、とてもいそがしい日程でしたが、どの活動も協力しながら楽しんで取り組んでいました。焼き板クラフトでは、間伐材の一つ一つ違う木目や雰囲気を生かして素敵な作品を作ることができました。キャンプファイヤーは、4部構成で行いました。鋸山の神が降臨し、5つの火をさずけてくれました。歌を大合唱して、燃え盛る炎を囲み、炎のレクと炎のダンスで盛り上がりました。最後には、一人一人がろうそくに火を灯し、誓いを立てて火を消しました。この誓いを胸にこれからさらに成長していく5年生のみんなの姿を楽しみにしています。
2日目は、朝の集いから始まり、朝食や退所点検を済ませ、野外炊飯でカレー作りをしました。退所点検では、ふとんのたたみ方に苦戦した部屋が多くありましたが、部屋の片付けや施設の掃除を隅々まで行い、何度も自分たちで確認したり、隣の部屋に教えたりしている様子が見られました。野外炊飯では、薪を割ってかまどの火をおこしたり、野菜を切ったり、米を研いだり、班で役割を分担して協力しながら、夢中になってカレー作りに取り組んでいました。なかなか火が付かなかったり、大きなにんじんを切るのが難しかったりと大変なところもありましたが、どの班もおいしいカレーを完成させることができました。「自分で作ったカレーは今までで一番おいしかった!」「いつもお母さんが作ってくれているけれど、思ったよりも大変だった!」と、自分たちでカレーを作ることの楽しさや大変さを感じていました。はじめは小雨が降っていましたが、いただきますの時間にはぴたりと止み、曇り空の下には、みんなの笑顔が輝いていました。
学校に到着すると、たくさんの保護者の方や先生たちがお出迎えをしてくださいました。ありがとうございました。林間学園では、準備の期間も含め、実行委員をはじめ、キャンプファイヤー実行委員、しおり作成委員、班長、部屋長などなど、たくさんの係の児童が林間学園の成功のために頑張っていました。また、係でなくても、自ら気づき声をかけたり、友達のことを気にかけて行動したりしている児童もたくさんいました。自分たちのよいところ、輝いていたところが見つかり、反対にもっとできるところ、のびしろも実感できたと思います。さらに保護者の方、先生たち、友達などたくさんの方々に支えられていることに気づくことができた林間学園だったと思います。この2日間で学んだことをこれからの生活に生かして、今後はその感謝の気持ちを行動で示すことのできる5年生、学校をリードする高学年としてさらに成長していくことを楽しみにしています。




