今日は5年生の2クラス(5年1組、4組)が「ご飯とみそ汁」の調理実習を行っています。林間学園でもカレー作りの際にご飯を炊いた経験もあって、手際よく調理を進めていました。ただし、今回は同時にみそ汁も作っています。みそ汁は、煮干しから出汁を取って作っていきます。

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 調理実習の様子を栄養士さんも覗きに来てくれました。今回、煮干しの出汁を取って作った味噌汁と味噌をお湯で溶いたものを実際に飲み比べることも行い、出汁の効果もしっかり感得したようです。栄養士さんには「地産地消」の食育でも5年生はお世話になっています。

 時間に余裕をもった出来上がりで、グループごとに「いただきます」をしました。お味を聞いてみると、返ってきた言葉は「最高!」。自分たちで作ったご飯と出汁の効いた味噌汁の味は格別ですね。火加減もしっかりと調整していたのでご飯とても上手に炊けていました。 

  

 また、総合的な学習で育てた稲がを脱穀まで自分たちで行って手にした玄米を今回の調理実習で炊いて食べた(希望者)のも例年にはない試みでした。白米との違いも感じられたようです。明日は、5年2組、3組が調理実習を行います。

 同じ頃、6年生の2クラス(6年3組、4組)は薬物乱用防止教育を外部講師を招いて行っていました。6年生は保健学習で「病気の予防」を学びます。今回は、他校でも外部講師として授業をしている石出先生にご来校いただき、薬物乱用の怖さ、薬物乱用の現状や各クラスで代表児童を事前に募り「断り方」を寸劇を通して理解するという内容です。

  

 授業の終わりにはわかったことや感想を各自ワークシートに書くと共に、数人ずつで全員が薬物の標本も見せていただきました。

   

 身近にあり得そうな状況を想起し、子供たちにその危険を正しく理解させることでしっかりと断ることができるように考えられた授業でした。明日は、6年1組、2組で授業を行います。