今日から10月。1年の折り返しの日です。まだ暑い日となることもありますが、朝晩の気温は下がるようになり季節は移ろいでいます。7月の終業式、9月の始業式は暑かったので、ライブ配信をして各教室での視聴の形で行いましたが、今日は気温も落ち着いていたので、全校児童が体育館に集合して全校朝会を行いました。

 子供たちに「秋になって変わることは?」と尋ねると、「陽が落ちるのが早くなる」「葉が色付いたり枯れたりする」と素晴らしい答えが返ってきました。葉が枯れるようになるとともに「実ができる」ものも多いです。そこで「実りの秋」に関連付けて「秋探し」の話をしました。「実ができる」というのは、自分自身にも「実となっている」ことがきっとあること、「自分の何がよく変わったか」を探してほしいと話しました。 自分の成長を見つめて、今までできなかったことで、できるようになったことがあるのではないかと思います。これは、学校だけではなく、お家でも頑張っていることでもきっとあるはずです。洗濯物をたためるようになったとか、お家でも姿勢に気を付けて勉強できるようになったとか、玄関で脱いだ靴をそろえるようになった等。

 自分の成長を自分で気付けることは、素晴らしいことです。自分の実りや成長に気が付ける子は、この先ももっともっと成長していく子です。自分の中での秋探しもしてほしいと思っています。

 また、2学期の始業式にお話した「何か一つ続けよう」の頑張りの様子を聞くと、たくさんの挙手がありました。それも秋探しの「実」です。これからも是非続けて欲しいです。

 10月の全校朝会の後に、陸上部の壮行会を行いました。

   

 壮行会当日の暑さや雨天の場合も想定し、陸上部の活動の様子を動画にまとめたものを準備していましたので、それを全校で見ました。その後、陸上部部長からの挨拶と代表児童からエールを送りました。

 今年は酷暑のため、暑さ指数を気にかけつつの練習でしたが、陸上部を代表して選手の子供たちが全力を出し切って活躍することを全校で応援しています。私も学校を代表して、子供たちの頑張る様子を見に行くのを楽しみにしています。