コミュニケーションに配慮が必要な子どもたちにとって、身の回りで起きた突然の変化は理解が難しく、不安やストレスを抱えがちになります。しかし、本人が何に困っているのかについて理解のないままに、一方的に情報を提供するだけでは伝わらないどころか、かえって混乱してしまいます。
  そこで、一般社団法人ヨコハマプロジェクト代表の近藤寛子さんと大阪府のアートディレクターの日高由美子さんと東京都の言語聴覚士の石上志保さんの3人が、できるだけ子どもたちの目線に立って、子どもたちの疑問や悩みについて、簡潔な文章と手作りのイラストから伝わる情報がほぼ同じになるように工夫した「おうちのくらしのーと」と名付けたイラスト集を作成しています。
 「おうちのくらしのーと」は、コミュニケーションに配慮が必要な子どもたちから寄せられる疑問・悩みやご家族の戸惑いに応えるのはもとより、コミュニケーションに配慮が必要な子どもたちとご家族が、「何に困っているか」についてまわりの人たちが理解できるようになることも目指しています(インクルーシブコミュニケーション支援)。
 なお、「おうちのくらしのーと」は、緊急事態宣言解除の日まで毎週増やしていく予定だそうで、4月24日現在、13枚がインターネットで公開されています。
 以下のリンクから閲覧およびダウンロードが可能ですので、ご活用ください。

 

●「おうちのくらしのーと」
 https://yokohamapj.org/note/(外部リンク)

 

●一般社団法人ヨコハマプロジェクト
 https://yokohamapj.org/(外部リンク)