今日は午前中いっぱい、中学校区の学校が小金中学校に集まって、特別支援学級の交流学習会を行いました。会場の小金中学校には、新松戸西小学校、小金北小学校と本校、小金小の4校が集まりました。

 これは、コロナ渦以前に市内小中学校が市民会館で集まって行っていた「特別支援学級合同学芸発表会」を、5類感染症へ移行してからどのような形で運営できるかを思案・検討の末、今年度から始まったものです。小金中学校の広い体育館で緊張をしつつも自分たちの発表をする高揚感に包まれた中、いよいよ会のスタート。開会の言葉は、小金小が担当しました。

  

 その後は、小金中生徒の伴奏、新松戸西小児童の指揮のもと、全体合唱で「ビリーブ」を歌いました。そして、いよいよ各学校の発表。小金小は一番最初の発表で「しりとりの大好きな王様」。王様の注文の元、お料理を皆でするという発表です。その注文されるメニューがしりとりになっていて、ユーモアたっぷりで体を動かしながら台詞を言う場面や隊形移動と工夫もある素晴らしい発表でした。今日のこの日に向けて、今週の初めに体育館で通して発表練習を行ったのを見に行きました。このまま本番でもよいほどの出来栄えでしたが、「顔を上げてやれると皆の頑張っている様子がよくわかるから、そこを頑張ってね!」というと、そこもしっかり意識されていて、とても頑張っていました。

 

 また、各小学校の発表も素晴らしかったのですが、やはり子供たちにとっては進学する学区にある小金中の生徒の発表はとても興味があり、中学校の発表もさすがでした。

 今回、初めての試みである「中学校区」での発表会は、子供たちにとっても身近に感じ、時間的にもちょうどよい設定で満足感もあったのではないかと思っています。今年の反省を経て、また来年度に向けて計画がされていきます。