主体的な学びにつながる「合同作品展見学」
今日は、なかよし学級と一緒に特別支援学校・特別支援学級合同作品展の見学に行ってきました。うちの学校の素晴らしいところは、見学に皆で行くだけでなく、「見学に行って学ぶ」ことを子供たちがめあてに事前学習を重ねていることです。松戸駅近くの会場にどのようにして行くのか、所要時間を考えると学校を何時にでたらよいか、切符の買い方等、事前に生活単元で考えて自分たちで計画を立ててきました。
駅に向かうまでの道でも、歩道いっぱいに広がって歩くことなく、端に寄って2列で静かに歩くことができました。また、駅についてからも、皆が切符を買い終えるまで静かに待っていて、スムーズに切符の購入もできたこともあり、予定していた電車に余裕をもって乗ることができました。学校外に出ると気持ちが昂り、話し声や駆け足、周りの人への迷惑につながる行動をしてしまうこともありがちなのですが、小金小・なかよし学級は公衆道徳をきちんと守り、大変立派でした。
予定通り、会場に着き、その後は全体で列で見学するのでなく、2~3人のグループで「お気に入りの作品を見付ける」ことをめあてとして、活動しているところも「主体的な学び」につながる学習準備の積み重ねの成果です。それぞれのグループにリーダーがいて、市外からもたくさんの学校が来ている中、はぐれることなく仲良くグループで活動していました。
見学でのめあては、「お気に入りの作品を見付けよう」です。たくさんの学校からの作品がある中、どの作品もすばらしく迷う姿もありましたが、どこが気に入ったのか、その「お気に入りの理由」もそれぞれ考え、記録しました。
また、自分たちで作り上げた「小金小」の作品コーナーで、展示された作品を改めて見てきました。皆で作り上げた大きな掛絵の「お菓子の家」、「ぼく・わたしのパフェ」、「スウェーデン刺繍」、「カレンダーの絵」は時間と思いをかけて作ってきただけあって、とっても素晴らしかったです。
今日の見学で学んだことは、次の学習の「作文を書こう」につながっていきます。それぞれが見付けた「お気に入り」について書き表していきます。