3月9日(木)

6日(月)に6年生の教室で、本校スクールサポートスタッフの先生にブッククラブを開いていただきました。

「ヤクーバとライオン」という本を通して、「勇気」をテーマにした内容でした。担当者から報告書が上がってきました。

児童の感想から「ブッククラブは人の心理について詳しく話してくれていて今までにない授業だから面白かった。」「答えはないけど周りの雰囲気に合わせるんじゃなくて僕は自分の考えを信じて行動した方がいいと思った。」「今日の授業で感じたのは、人それぞれ考えが違うというのを改めて感じた。私は絶対ライオンを殺さないと思ったが、他の人の殺すという意見を聞いて、そういう考え方もあるんだと感じた。」「誤解されたらどう対応するか?私はこうだからこう思う。などの自分の意見、考えを発言することが大事だと思う。」

授業のねらいは、村人からの誤解が起こることを知りながら、ライオンを殺さなかったヤクーバの気持ちを読み取ることであった。夜明けを待つ間、ヤクーバは何度も殺すか殺さないかの自問自答を繰り返したはずであり、その結果、殺さない選択をしたのだということに気づかせたかった。自分との戦いを繰り返した時間を考えると、ヤクーバが村へ帰った時の覚悟も読みとれるだろう。この本の対象年齢は、6年生がふさわしく、一番いい時期に授業をさせていただいた6年生の担任の先生と児童の皆さんに感謝申し上げます。