【校章のいわれ】

昭和58年11月1日に制定された校章の意匠は、3枚の葉と輪をもとにデザインしたものです。

◆ケンポナシの葉

・ケンポナシ(クロウメモドキ科)の木は、学区内高台旧家前に、長い年月、風雨に耐え、落雷にもめげずに

現存している老木で、県内に1本しか残っていない木といわれているので、地域を象徴するものと考えられました。

・ケンポナシの木は、6・7月の頃、小枝上に緑白色で小形の5弁花を開き、初冬に甘味のある果実がみのり、

甘いものの少なかった時代には、子供たちがよく食べていたと聞いております。学区の人たちが、親しみ育った木でもあるので、

その葉を校章のデザインしてあります。

・ケンポナシの葉は、広卵形、鋭尖頭で、縁辺が鋸歯状をしていることと、基脚より射出している3脈が特徴となっています。

◆上向きの三枚の葉

・学区が二ツ木・幸谷・三ヶ月の3町会であることを3枚の葉で表し、子供たちの成長を願って上向きに配置してあります。

尚、平成3年より新松戸東部土地区画整理に伴い、幸谷町会より新松戸東町会が分離独立しました。

◆背景の輪

・子供たちが一人の人間として、和の心をもった、思いやりのある心情豊かな人に育って欲しいし、集団生活を通して、

生涯にわたってはげまし合う友人を多くもって欲しいとの願いを、友だちの輪で表してあります。

・輪を地球と見たてて、幸谷小学校の子供たちが将来、国際人として飛躍して欲しいとの願いを表現してあります。

                                          ~創立10周年記念「校章のいわれ」より~