3月24日に令和6年度の修了式を行いました。6年生が卒業して少し体育館にスペースができてさみしさも感じましたが、1年生から5年生、なかよし学級の代表者に壇上で修了証書を渡しました。

 それぞれの頑張りを称え、振り返りをするとともに、その後に私からお話をしました。

  

 1年間で頑張った子供たちの様子とともに通知票に書かれていた先生方からの言葉からも、子供たちが小金小の目標である「あいさつと笑顔あふれる じまんの学校」にしようと一生懸命努力していることが伝わってきました。

 また、4月からの新学年になるまでにやってほしいこと三つを話しました。

 一つ目は、今年1年お世話になった人に「ありがとう」の気持ちを伝えること。先生方だけでなく、お家の人、先生以外の学校のために力を貸してくれた人、例えば、登下校で私たちを見守って下さる学校防犯ボランティアや地域の方々にもしっかりと「ありがとう」の気持ちを伝えて欲しいです。また、クラスの友達にも感謝の気持ちを伝えることの大切さを話しました。もしかしたら、「ありがとう」を口に出していうのが恥ずかしい人がいるかもしれません。でも、心の中で思っているだけではなく、思っていることを口に出していうことがとても大事なのです。「ありがとう」は魔法の言葉。「ありがとう」の気持ちをしっかり伝えることで、例え仲の良い友達と4月以降クラスが変わっても、きっとこれまでのつながりを、より強いものにすることができるでしょう。

 二つ目。春休みになる前に、しっかりと「ごめんなさい」の気持ちを伝えること。

せっかく、謝りたいという気持ちを持っていても、それをしっかり伝えることができなければ、いつまでも悩み続けなければなりませんし、新しい関係も生まれません。友達と仲直りして、今まで以上に良い関係を築くために、勇気を出して「ごめんなさい」の気持ちを伝えることをが大切です。

 三つ目。今年のクラスとは今日で終わりです。先生や友達に「さようなら」の挨拶をすること。3月にきちんと「さようなら」を言うことは、4月に新しく出会う人々との「こんにちは」をよりよいものにするための準備にもなります。

 修了式を終えて、各教室で通知票を担任の先生から渡された後は、辞校式となりました。お世話になった先生方とお別れするのはとてもつらく寂しさが募りますが、最後は赤白応援団長のエールのもと、共に過ごした日々や思い出を胸に感謝の気持ちを込めて送り出しました。

   

 学校がさみしくなりましたが、新たな年度に向けて、皆でがんばっていきましょう。

 さて、明日から春休みです。交通事故にあわないように気を付けて、4月7日の始業式には、皆さん元気に登校してくださいね。一つずつ学年が上がった皆さんの4月からのがんばりを楽しみにしています。