なしができるまでのどりょく
 9月~ 2月

秋、しゅうかくがおわったら、ひりょうやたいひをたっぷりあげて、よい土にします。たいひはしぜんのものをつかい、自分でつくっています。

12月~ 3月

枝の形をととのえる「せんてい」をします。
 2月~ 3月 よぶんなつぼみを取ります。
 3月~ 8月 薬(くすり)をかけます。
 4月 交配(こうはい)をします。
 4月~10月 下草(したくさ)のせわをします。
 5月~ 6月 よぶんな実を取ります。
 7月~ 8月 実にふくろをかけます。
 8月~10月 しゅうかく(とりいれ)します。

 

 おいしいなしづくりにひつようなもの

おいしいなしをつくるには、

『土』

『なしに合った天気』

『水』

が大切です。なしには、しぜんの力がたくさんつまっているのです。

 

『土』

水はけがよく、えいようのたくさん入った土がひつようです。

松戸市は、『台(台地)』といって川の近くより少し高くなっていて、水はけがよいのです。

『なしに合った天気』

日光がよく当たって夏があついと、なしの実があまくなります。

松戸市は夏の間よく晴れるし、あつくなるので、なしづくりに合っています。

こまるのは台風(たいふう)やひょうです。

実にきずがついたり落ちてしまったりするからです。

 

『水』

雨が少ないと、実があまり大きくなりません。

そこで地下水(ちかすい)をくみ上げて水をまきます。

でも、雨が多すぎても、びょう気がはやりやすくなるのでこまります。