3月12日(火)

 10日付で6年生のみ今年度のeライブラリ学習の学習記録集計が終わりました。3月賞は1,2組とも7人が取り、その中でも男子が一人、全種制覇賞の最大賞状を手にしました。これで最大賞状は6年生のみ5人となりました。あとは3月18日付で1~5年生が対象となります。なお、1年生については夏からスタートなので全部OKでも12回です。ですからパーフェクト賞(名称未定)として最大賞状を授与することにしました。候補者は今のところ3人です。

 

3月7日(木)

 3月2,3日にeライブラリの土日宿題を出しましたので、結果をお知らせします。今回は前回よりも少し下がりましたが、2年前の4月と同じ55%です。2年間で第2位タイの記録です。今回も約70%前後ががんばった3,4年生パワーが原動力となりました。

 そして、3学期の1月2月3月の3回とも土日宿題に取り組んだ子の集計を取りました。これは3学期土日賞です。1年生から順に7人、6人、9人、3人、6人、7人で合計38人でした。この賞を配付して1年間で全部で17回目になります。あとは3月月間賞のみ。17回以上達成で最大賞状を授与となります。まずは6年生の3人が一番にこの賞を受賞しました。さすが6年生。良いお手本です。

 

 賞状の大きさは4種類です。今の賞状よりももう一回り大きな賞状取得に向けて、というよりも自分の学習のために、eライブラリをたくさん活用してほしいです。

 

3月1日(金)

 2月の月間賞をお知らせします。日付では2月16日の続きになります。2月16日と19日の記事で2回連続でよい結果とな り、喜んでいるとド~ンと落とされます。今回はまさにそれです。今月は30回が賞状のラインですが、1年から順に7人、6人、9人、3人、6人、7人となり合計38人です。40回以下は今年度初の最低記録となってしまいました。あと2回集計をしますので、少しでも挽回してほしいです。3月は日数が少ないことと賞状作成期間を確保すると、土日宿題が3月の2,3日となり、3月の月間賞は6年生は10日までの集計で10回、1~5年生は18日までの集計で18回となります。土日宿題は3学期の1,2,3月の3回分をクリアするともらえます。

 

2月19日(月)

 この土日のeライブラリの結果は、この2年間の最高記録を更新しました。今までの記録は約2年前の5月、初めてこの宿題を出した時です。初めてだったから子どもたちもがんばったのでしょうか。実施率は55%でした。それからの9回は上がるどころか40%前半を行き来していました。2月の48%を最高に、令和4年度の平均は41%でした。これが宿題の提出率かと悩みましたが、これが子どもたちの実態だと考え、これをさらに上げるためにどうするかを考えることにしました。

 令和5年度になり実施率が50%を記録するようになり、1年生が加わって9月以降は50%を毎回超えるようになりました。それが1月、ついに46%となり、1年生パワーも落ちてきて、となったこの2月に予想もしなかった最高記録59%が出たのです。立役者は3,4年生の70%超えです。最初は自分の計算ミスを疑い再度確認しましたが、間違いはないようです。すごい記録となりました。よくよく記録を見てみると、不思議なことに昨年も1月の35%から13%アップの48%(昨年第2位の記録)が出ています。そう考えると、今回の59%は1月の46%から13%アップです。なぜかアップ数は同じなのです。何か要因があるのでしょうか。昨年の3月は9%ダウンでした。さて、今年はどうなるか。そして、この記録で年間平均も50%を超えました。これを維持できるか。3月の楽しみが1つ増えました。3月の土日宿題は2,3日の予定です。

 

2月16日(金)

 1月の月間賞をお知らせします。1月は冬休みの学習は入りませんので、1月9日からの集計です。全部で23日あります。20回以上取り組むと月間賞となります。人数を学年順に書きますと、12人、13人、6人、9人、0人、13人で合計53人が月間賞を手にしました。12月27日の記事を見ると11月は43人、12月は41人ですからかなり増えたことになります。12月と比べると1年生が減ってしまいましたが、2,4,6年生が大幅に増えて頑張ったことが分かります。

 さて、このeライブラリ賞も残すところあと2月、3月、3学期土日と3回のみです。今年度1年限りの限定企画で始めましたが、終盤に入ってきました。賞状の種類は以前もお話ししましたが、まず最初に1枚B6判、5回達成でB5判銀色賞、10回達成でA4版金色賞、最後は17回達成でB4版タイトル未定とだんだん大きくなっていきます。先日最後のB4版を20枚購入しました。この賞に到達するには1年間全18回の賞を17回以上取らないともらえません。本当に1年間継続して頑張った子のみです。何人が到達するのか楽しみです。ただ、1年生は1学期は参加していないので回数が少なくなっています。これをどうするか検討しています。

 この土日は土日ライブラリの宿題が出ています。これは1つでも取り組めばOKです。そして、2月の月間賞は30回以上です。どの子も少しでよいので取り組んでほしいです。

 

1月29日(月)

 1月の土日宿題の結果が出ましたのでお知らせします。まず結果は残念なことになりました。2学期の守っていた50%のラインを切ってしまいました。

 1年 52.3% 2年 52% 3年 52% 4年 48.4% 5年 38.5% 6年 41.5% となりました。平均では45.9%となり、これは4月に次いで今年度ワースト2の記録です。寒いなどと言ってはいられません。奮起を期待します。今週中には1月全体の実施率も出ます。また、賞状を作らねば。大変になってもいいのでたくさん作りたいですね。1月は20回以上です。

 

1月10日(水)

 冬休みの子どもたちのeライブラリの学習結果を出しました。今までにない数値でびっくりしています。子どもたちが毎日少しずつ頑張ったんですね。お声かけありがとうございました。

 1年 17人 2年 15人 3年 17人 4年 17人 5年 6人 6年 23人 です。4日のデータからもだいぶ増えています。合計95人で実施率は59.7%となり、夏休みの記録と比べると、夏前半94人、夏後半79人でしたので、一人差ですが新記録達成です。直近の目標としては今度は1月の回数になります。9日開始なので、20回クリアが目標です。

 子どもたちは学習した時は理解して、問題も解けるのですが、時間がたつと忘れてしまう子もいます。だから、間を置きながら少しずつ問題に触れていくと、頭の中に残るようになると考えます。eライブラリはその役目を担っています。簡単な問題でよいのです。少しずつ取り組んでほしいです。もう一つ行っていることが、学期末まとめテストの再テストです。今回であれば、2学期のまとめテストと同じ問題を1月の第2,3週に行います。9,10月に学習した内容を12月のまとめテストで行い、再度1月にも行います。忘れていても、答え直しなどで確認ができれば、また頭の中に知識として入ってくると思います。

 

1月4日(木)

 冬休みの子どもたちのeライブラリの状況を途中経過ですが調べました。冬休みの目標は15回です。既に15回をクリアしている子どもたちは、1年 9人 2年 12人 3年 10人 4年13人 5年 2人 6年 13人 で合計59人です。今日現在実施率でみると2年生が48%で一番数が多くなっています。あと5日間でどこまで伸びるか。私も早めに賞状を作っておこうと思います。

 

12月27日(水)

 今回は12月のeライブラリの実施率です。これは学校でも家でも12月に20回以上学習していると、12月月間賞の賞状がもらえます。12月7日の記事と比べてください。結論からいいますと、1年生から順に、20人 4人 6人 3人 1人 7人となります。合計は41人で前回より2人減りました。驚いたのは1年生です。全部で41人なのに、そのうち20人と約半数が1年生の頑張りです。eライブラリの学習は1年生でもっているといってもよいでしょう。他の学年の頑張りに期待したいです。

 

12月20日(水)

 今回は今月の全校宿題の結果をお知らせします。11月13日の記事と読み比べてください。今月は9,10日(一部16,17日)に全校宿題を出しました。結果は全校実施率で50.1%。1.5ポイントのダウンです。期待の1年生が57.1%と下げたのに対して、4年生が64.5%と今までにないがんばりを見せてくれました。6年生も51.2%で半分はキープです。他学年の奮起に期待します。

 eライブラリ賞状の方は土日宿題部門で9月から12月まで4回全てクリアしていると賞が出ます。さらにこの後12月分のeライブラリ賞、これは12月は20日までとして、20回到達で12月賞、その後冬休み賞として15回で冬休み賞が与えられます。ぜひご家庭でも声掛けをお願いします。学習範囲は今の学年と1つ前の学年となっています。

 

12月7日(木)

 先日11月のeライブラリの実施率を子どもたちに発表しました。11月8日の記事の続きになります。11月中に30ポイント以上取り組んだ児童に月間賞を授与しました。

 順に1年 10人 2年 12人 3年 7人 4年 2人 5年 4人 6年 8人でした。合計は43人です。現在最も大きな金色賞状を手にした子が5人増えて、全部で10人になりました。月間賞は10月が計47人だったので、横ばいといったところでしょうか。明日からの土日は土日eライブラリの全校宿題が出ています。これは2学期最後です。さらに12月は日数が少ないので12月の月間賞は20回としました。子どもたちが少しでも自分から進んで取り組んでくれればと思います。

 

11月13日(月)

 この土日にeライブラリ全校宿題がありました。10月31日の記事の続きになります。

 今回は実施率が全校で51.6%でした。9月10月よりは少し落ちますが、1学期よりも良い数値です。トータル第3位になります。学年別にみるとやはり1年生ががんばっています。66.7%でした。ということは…。1年生がいなかったら49.2%まで下がってしまいます。1年生以外の学年の奮起を期待します。ちなみに算数ですと1回5問で約5分もかからず終わるところがほとんどなのです。少しでよいのでタブレットを使った学習に取り組む習慣がついてほしいです。

 

11月8日(水)

 10月のeライブラリ学習記録の結果を今週初めに発表しました。これは10月中にeライブラリの学習にどれだけ取り組んだかのデータになります。算数で説明しますと、算数には確認テスト、ドリル、解説があります。確認テストだけは問題数が多いため2ポイントとなります。他は1ポイントです。それを今の学年と、前の学年で学習した数を計算して30ポイントを超えると表彰になります。

 1年 15人、 2年 13人、 3年 7人、 4年 3人、 5年 4人、 6年 5人 が今回は表彰を受けました。今回は4月からのトータルが10回目となり、全てクリアした人は3回目の賞状が贈られました。今年限りのこの賞状制度は、最初に1枚(大きさB6判)、5回達成で1枚(B5判)、10回達成で1枚(A4版)と少しずつ大きくなっていきます。今回はこの3枚目のA4版賞状を手にした子どもたちが2年生で2人、6年生で3人いました。チャンスはあと8回、少しでも大きい賞状を目指して取り組んでほしいです。

 

10月31日(水)

 10月の土日宿題の集計をお知らせしようと準備をしていたら、土日集計が5月分しか公表していないことが分かりました。9月からは1年生も入り、土日宿題をしています。遅くなりましたが、まずは月ごとの推移をお知らせします。

 学校全体での土日宿題達成率です。4月43.7% 5月50.7% 6月48.9% 7月50.4% となり、1年生が入って、9月54.1% 10月52.2%となりました。1年生が入ったからでしょうか、今年の1,2位を記録しました。学年別は次回として、今日が締め切りで10月のeライブラリの集計も明日は出します。こちらは30回以上の児童に賞状を出しています。調べるまでは毎回楽しみなのですが、結果を見て、ちょっと残念な気持ちになることが続いています。明日はどうなるか。楽しみです。

 

10月10日(火)

 今回は9月の9月のeライブラリの結果についてお知らせします。

 9月中にeライブラリに何回チャレンジしたかの集計です。これは9月中の全てですから、普段の授業、時間に余裕がある時の学習、週に一度の水曜高木タイム15分間(全員)、土日の宿題(月に一度)、家庭での自由学習、などで取り組んだ数になります。30回を超すと表彰の対象になります。確認テストは問題が多いため2倍にカウントされます。解説教材もカウントされます。学年は4年生であれば3,4年の学習が対象です。6年生が4年生の学習をしてもカウントされません。ということで、10月の結果(30回を超えた人数)は、1年6人(30%)、2年16人(64%)、3年7人(28%)、4年4人(13%)、5年2人(15%)、6年10人(24%)という結果でした。2年生の頑張りが目立ちました。先週全校で45人に賞状を渡しました。eライブラリは自分から進んで学習する、自分で選んで学習することができる教材です。たくさん取り組んでほしいです。

 

9月12日(火)

 8月後半の結果のお知らせが遅くなってしまいました。子どもたちには9月1日に8月前半の賞状を渡し、8月後半の賞状は9月4日に渡しました。 

 1年生  17人 81%  2年生  13人 52%  

 3年生  13人 52%  4年生  15人 48%  

 5年生   2人 14%  6年生  19人 48%

という結果です。全部で79人でした。8月スタートの1年生の頑張りが目立ちます。前半は94人クリアなので15人減ったことになりますが、これは前半に学習会があった影響でしょうか。記録を公開していませんでしたが、ゴールデンウイークの20回クリア人数は非公開でしたが実は32人でしたから、1年生を抜いた人数でもだいたい倍の人数ががんばったことになります。ただ、ゴールデンウイークの1週間と夏休みの2週間を比べることがどうかということもあります。賞状作りは大変ですが、がんばった子が増えているのでうれしくなりました。

 

8月11日(金)

 暑い日が続きます。昨日で夏休みが半分終わりました。帰省ラッシュも始まって、帰省される方は大変ですね。事故と熱中症とコロナには十分ご注意ください。

 さて、学校で出している全校eライブラリの宿題ですが、夏休みを前半と後半に分けて、20回以上学習した子には賞状を出しますよ、という話でした。7月の夏休み学習会に参加した子はもうその時点で20回オーバーで、賞状ゲットなのですが、それに参加していない子もこの20日間でだいぶ頑張った子がいます。特に1年生は初挑戦なので、頑張り度も違うようです。では結果を紹介します。

 1年生  16人 76%  2年生  16人 64%  

 3年生  19人 76%  4年生  19人 61%  

 5年生   3人 21%  6年生  21人 53%

 という結果になりました。1,3年生の頑張りが特に目立ちます。なんと94人分の賞状を作らなければならなくなりました。うれしい悲鳴です。今日11日からは後半戦に突入です。隙間時間を見つけて少しずつでよいのでeライブラリにチャレンジしてください。

 実は1学期の子どもたちのeライブラリに対する頑張りが私の予想以上で、最初の小さな賞状はよいのですが、その次に大きい賞状が足りないことが分かり、急遽100枚購入してもらいました。

 

7月14日(水)

 1学期終了を間近に控え、最近は集計と賞状作りに励んでいます。まずは、6月のeライブラリの学習回数です。結果をお知らせしますと、6月にeライブラリの学習に30回以上取り組んだ児童は、2年生から順に10,4,12,2,18人です。合計46人でそのうち新しく賞状をもらった子は4人でした。ということはほとんどがリピーターということになります。5/16の記事では4月期が43人、6/9の記事では5月に64名でした。この流れで増えることを期待しましたが、そううまくはいきませんね。5月はGW分があるので多かったかなと考えられます。3か月ぐらいたつと、やっている子とやっていない子が分かれてきます。やっていない子の把握と声掛けが大切になってきます。

 2つ目の集計は6月の土日宿題です。これは子どもたちに発表前(18日予定)なのでもう少しお待ちください。

 3つ目は1学期の土日宿題完全制覇の集計です。4月から毎月一度で全部で4回ありました。これを全て取り組んだ子には「1学期土日賞」が出ます。これは現在人数の確認中ですが20名以上いるようです。これも18日発表予定です。この賞を入れるとこれまでに賞は5回となり、全部クリアしている子は小さな賞状から大きな賞状に変わる第一弾となります。(賞状については5/16の記事を)これも現在制作中で5人以上誕生しそうです。

 最後に夏季eライブラリ学習会です。締め切りは7日(金)でしたが、たくさんの参加希望がありました。毎日3~40名の児童が参加します。2部制にしてよかったと思いました。どの時間帯も一度に20名ほどなので、適度な空間があり落ち着いて学習ができると思います。夏の暑い日ですが、朝に少しでも勉強をする習慣がつくとよいと思います。学童組も学童をその時間だけ抜け出し、学習会が終わったらまた学童に戻るということができますので、その場合は学童に連絡を入れておいてください。参加希望を出し忘れていたという方、教頭先生まで連絡を。

 

6月13日(火)

 5月15日説明の③土日eライブラリです。昨年度も年間を通して行ってきましたが、今年度も行います。金曜日にタブレットを持ち帰りますので、土日のどちらかに1つでもよいのでeライブラリで学習を行います。国語でも算数でもその他でも大丈夫です。5問程度ですので問題によっては3分もかからないかもしれません。これをどのくらいの児童が宿題としてやっているのかをデータとして調べています。5月は運動会後の27~29日のデータを取りました。結果は、

2年生から順に、44,48,65,36,53%です。全校平均は50%です。(1年生はまだ実施していません。)このページを3月9日までさかのぼると、3月の平均は39%でしたので良くなったといえますが、宿題が50%ですからもう少しどうにかしたいと思っていますが、昨年からこのような状況です。突破口が欲しい。

 

6月9日(金)

①5月15日で説明の⑦校長算数ゲーム大会の説明はこちらです。(6月9日の記事を)

②賞状配付第2弾は5月分のeライブラリに対して行いました。4月同様、5月にeライブラリを30回以上学習した児童に配付しました。

 今回は2年生から順に16,7,13,3,25人の合計64人が賞をもらいました。ただし、一度目にもらった子はその裏面に貼る証明書をもらいました。5月16日の説明にもあるように、裏に4枚証明書を貼ると一回り大きい賞状になります。その証明書をもたっら子は賞をもらった子の中の12,5,7,2,21人の合計47人となります。ということは最初に賞状をもらった子が再度もらっているパターンが多くなります。今回新たに賞状をもらった子は17人です。この新しくもらう子がどんどん増えてくるとよいのですが、どうでしょう。今後に期待します。

 

6月5日(月)

 ②の校長先生問題です。6月1日の全校朝会で話した内容になります。

 4月の全校朝会で出した問題の答えと正解者の発表をしました。4月に問題を出して、5月の全校朝会では途中経過の発表、そして今回正解発表と2か月のサイクルで昨年度から実施しています。今回の挑戦者数は昨年度から合わせて過去最高記録の27人、もちろん正解者も22人と最高記録、2年生も5人正解しました。そして、スペシャル問題、これはさらにもう一段ギアを上げて考えてほしい問題で、高学年用になりますが、がんばれば2年生でも突破可能と思っています。スペシャルに挑戦は高学年の5人で正解は5年生は一人でした。あと1つ足りない人がほとんどでした。

 そして今回の問題はカレンダーの数字問題です。カレンダーのある日にちのまわりを取り囲む8個の日にち。これの合計からその日が何日かを考えます。

 例えば9日ならば取り囲んでいるのは、1,2,3,8,10,15,16,17日となり、合計は72日になります。では合計が172の場合は何日かという問題です。子どもたちにも話していますが、友達と考えてもOK、家で家族で考えてもOKです。家にプリントを持ってきて、相談されたら乗ってあげてください。

問題が気になる方はこちら、児童配付用です。4月 PDFファイル      6月 PDFファイル

 

5月16日(火)

 まずは賞状配付についてです。

 今日昼の放送で賞状配付についてお知らせしました。子どもたちには今日か明日の配付になると思います。賞状は2種類です。1つは「4月期間賞」もう一つは「GW期間賞」です。「4月期間賞」は4月にeライブラリを何回学習したかです。30回以上を入賞としました。GWの方は20回としました。賞状はまず初めの1枚をもらいます。そして2枚目からは賞状ではなく、賞状の裏に貼れるように証明書を配付します。今回2つ取った子は賞状の裏に証明書が1枚貼ってあります。これが4枚貼られると、一回り大きな賞状になります。また4つ取るともう一回り大きくなるというルールです。4月期間賞は全部で43人です。このうち21人が6年生でした。GW期間賞は全部で32人こちらも6年生が10人で一番多かったです。1年生は残念ながらまだ参加できません。タブレット配付が6,7月ごろになると思います。現在6年生がリードしています。5月以降の2~5年生の頑張りを期待しています。

5月15日(月)

 学力向上のコーナーがしばらくそのままでした。学校での取り組みを少しずつお知らせしていきます。

 まずは4月ですが、学校の方針としては算数を中心とした学力向上の継続になります。

 いくつか取り組みがある中で、4月には次の4つが行われました。

 ① 3学期末まとめテストの実施と分析

 ② 校長先生問題に挑戦

 ③ 土日eライブラリの宿題

 ④ 長期休暇(GW)eライブラリ宿題(学習カード付)

 このあとすぐ実施予定なのが、

 ⑤ 放課後算数教室

 ⑥ 前学年弱点問題テスト実施と分析

 ⑦ 校長算数ゲーム大会

 ⑧ 算数学習サポーターの協力(これは県の取り組みの1つで本校もお世話になります。)

 この後これらを少しずつ紹介していきます。

 ③④については全校朝会で「今年はがんばった人に賞状を出します。」と言いました。第一回目と2回目の賞状は今週配付予定です。去年なかなか伸びなかったeライブラリの家庭学習です。何か手を打って、少しでも家庭学習が伸びてほしいです。その第一弾です。

 

3月20日(月)

 スマイルネクストの約1か月のデータを入手しましたので、傾向をお知らせします。

 まずは週ごとの取り組み状況です。全校児童の合計です。

 2/12    2/19    2/26    3/5   (週)

   653      763     410    1284  (枚)

 1枚は5問程度で1枚となっています。4週トータルで考えると1か月で一人平均14枚、週に3.5枚学習したということになります。3/5の週が多いのは、土日の宿題と重なったため、土日に取り組んだ数が大幅に増えたと考えられます。基本的にはスマイルネクストは「学校で開いている時間にやってみて」という程度ですので、絶対やるというものではありません。データから見ると手書きが気に入った子が取り組んでいるようです。

 次に学年別取り組み状況を見ると、ダントツで1位が2年生の約1200枚、2位は5年生の約800枚、3位が1年生の約700枚、あとは300枚以下になります。特徴的なことは、1,2年生は国語の漢字ひらがな、カタカナ練習がほとんどだったことです。このデータから1,2年生は手書き入力が気に入ったことが分かります。2位の5年生は国語以外に理科社会外国語も多く取り組んでいました。4,6年生は国語で、3年だけはなぜか算数に一番多く取り組んでいました。

 ということでこの体験期間は3月までです。少しでもチャレンジを。

 

 3月9日(木)

 土日宿題のeライブラリーの結果報告です。2月は11,12日、3月は4,5日に行いました。

学年 1月実施率  2月実施率 3月実施率

1年  41%   41%   35%

2年  31%   50%   15%

3年  26%   29%   58%

4年  40%   33%   27%

5年  46%   56%   36%

6年  28%   50%   53%

 学校平均を取ると1月35%、2月48%、3月39%となります。

 

2月20日(月)

 6年生の報告が遅くなってしまいました。申し訳ありません。

 6年生は2学期で学習内容がほぼ終わりです。3学期はまとめがほとんどになります。よって1,2学期のこのまとめ問題の結果が6年の学習の定着度となります。2学期のまとめテストの分析は12月28日(水)2の記事にあるようにちょっと不安な個所が目立ちました。担任も子どもたちも結果を見て、危機感を感じ、2学期中に丁寧に見直しをし、今回もテスト直前に再確認をしました。ですから、5年生と同じで、少し趣旨からは外れますが、6年生のがんばりを見る機会となりました。 

 まずは結果から、表は前回80点届かずでしたが、突破しました。82.5点です。裏は80%には届きませんが約14点アップです。では前回は何点だったんだという話になりますが、そこは触れないでおきます。

 まずは要注意問題として、比例、反比例の問題で2⃣も3⃣も最後の④の対応する数値を求める問題が間違いが多く、両方とも10人です。xとyの関係式がわかっているのであとは数を当てはめればよいだけなのですが、そこが難しいのです。

2⃣  → 

3⃣  → 

 もうひとつは面積と体積です。円の面積を使うと直径半径の間違い、計算ミスが増えます。5⃣①の答え11人、6⃣②の答え9人が間違えです。面積体積の求め方の式は全部で4問、全て間違いが5人以下なので、あとは計算です。

5⃣①   6⃣② 

 

 裏はかなり頑張りました。1⃣縮図の問題は4問で計98人の間違いが32人(正答率約75%)に減りました。ポイントは㎝をmに直すことです。これができればもう少しよくなります。

 実際に測ると ACは9㎝。ABは4㎝。BCは8㎝。

 道のりは実際の距離ですから、AB+BCです。これに1/10000縮図なので、

 (4+8)×10000=120000 これは㎝なのでmにするには、100でわって、

 120000÷100=1200 答え1200m

 あとはよくなったけれどまだまだ心配な問題が3⃣の表を活用した比例の問題です。4問の間違い計83問が56問(正答率約56%)に改善されましたがもう少しです。詳しい解説は12月28日の記事の通りです。このパターンの問題は頭の中でやっていることを式に表すことが難しい問題です。

3⃣ 

3⃣①の場合は頭の中で300÷50=6だからと考え、式では70×6しか書かない場合が多いのです。式の基本は文章題に出ている数を使うことです。ですからこの6がどこから来たのか、それを最初に300÷50=6と書く必要があります。答えだけ書くテストならよいのですが。

 

2月3日(金)

 今回は5年生です。5年生はこのテストをやるにあたり、ちょっと復習をがんばった子どもたちがたくさんいたということで、このテストの趣旨から少し外れてしまいました。このテストはテスト実施後1か月後にどのくらい覚えているかを見るので、直前に復習するとそれがわからなくなります。ただ、テストをやると聞いて自分からがんばるという姿勢はとても素晴らしいことです。その点を踏まえての分析になります。

 前回平均80点を上回れなかったのですが、今回は裏で40.9と50点満点なので倍にすると80点突破です。約5点アップです。表はもう少しでしたが、こちらも4.5点アップとなりました。直前復習の効果が出ています。

 今回の5年生のポイントは分数のたし算とひき算の計算に約分と通分が必要になってくることです。通分では最小公倍数を見つけなければなりませんし、やっと答えを出しても最後に約分を忘れてしまうことがあり、難しくなっています。

 今回表の問題では2問が要注意です。1つ目は7⃣②③です。これは前回もお知らせしましたが原因は同じです。計算ミス、または約分ミスです。前回と比べると誤答が7⃣②は23人から21人③は16人から21人と、約半数が間違いで改善が見られません。また、約分をすれば正解だった子がどちらも8人いました。

7⃣  

 2つ目は速さの問題です。これも前回お知らせしました。前回と比べ9⃣①は18人から14人、②は13人から13人と、まだ3割以上の子ができていません。この2つは6年でも出てくるので、練習が必要です。

 ①時速を分速にするには60でわって、 

 48÷60=0.8 これは㎞なのでmにするには1000倍して、800mです。

 裏の問題は難しかった1⃣がかなり改善されました。誤答が21人から8人です。逆に3⃣4⃣は分数計算と約分があるためなかなか改善しません。式を立てることはほぼ問題ないのですが、答えの計算ミスと約分しないミスが10人を超えます。この結果からは5年生の課題はまず、分数の計算と答えが出た後の約分です。これができれば平均80点突破です。

  

 

2月1日(水)

 3年生は表平均87点裏平均43点でとてもよくできていました。点数は前回とほとんど同じでした。

 前回気になった問題で1⃣の数を数字で書く問題は①は誤答が8人から2人とよくなったのですが、②は前回同様9人の間違い。これはこのテストで一番できない問題です。「千万を2こ、十万を4こ合わせた数」を数字で書くのですが、2400000が4人、24000000が2人でした。

もう一つは計算ミスです。

6⃣は順に前回6人6人5人7人が誤答でしたが6人5人5人5人とあまり変わりません。かけ算の筆算の練習はさらに必要です。間違いが大きく増えた問題は1問7⃣④です。8.4-3.4でこれを筆算で計算するのですが、誤答が1人から8人に増えました。多い間違いは5.0と0の消し忘れが3人とたして11.8とした子が2人です。全体的によく理解しているのでポイントは正確な計算かなと考えます。

6⃣   7⃣ 

 

 次は4年生です。前回は平均点が80点に到達できず、点数の公開をしませんでした。今回も同じですが、表はマイナス2点、裏はプラス2点でほぼ同じ結果となりました。少しずつ忘れていくと考えれば現状維持ならば、できている問題については定着していると考えます。あとはできなかった問題をどう克服するかです。

 まずは図形領域の5⃣6⃣は12月に続きよくできていました。1⃣2⃣のわり算と計算のきまりはやや良くなっているのですが、逆に分数と四捨五入は悪くなっています。特に3⃣②のように帯分数で繰り下がりがある問題はやり方を忘れています。5年でさらに通分約分が出てきますので4年のうちに確実にしたい問題です。四捨五入は苦手意識がありそうです。全員でもう一度確認したいと思います。

3⃣  

 繰り下がりを先に入れて、3・14/11-1・8/11=とするか

 または、全て仮分数(分子が分母より大きい分数)に直して47/11-19/11=28/11=2・6/11とするか、それとも帯分数(整数と真分数で表す分数)のまま整数を先に、4-1=3、そして分数3/11-8/11は引けないので整数の1を分数に繰り下げて、14/11-8/11=6/11で整数の2と合わせて2・6/11とするか、(真分数は分子が分母より小さい分数)

 裏の文章題では、正答率は+2で少しよくなっただけですが、無答数が大きく変わりました。文章題は式と答えが4問ずつで計8問、前回はこの8問に対する無答の数が34個ありましたが、これが17個に減りました。無答は何も手が付けられない状況ですが、約半分が何かをかけるようになったということで、これは大きな前進です。テスト直しをがんばった成果が出ています。あともう少しで正解にたどり着けるのではないかと思います。まずは学習した内容を忘れないように、計算練習でわり算と分数をがんばってほしいです。 

 

 8⃣は480×2-1000と文に書いてある順番で式に表してしまいます。答えは40円とあっているのです。

   9⃣も同じで1・4/5-3・1/5としてしまいます。答えは2・3/5で引ければ前からでも後ろからでもOKとなってしまい  ます。

 

 1月31日(火)

 土日のeライブラリーの結果報告です。12月は10,11日、

 1月は21,22日または28,29日に宿題で出しました。

学年 11月実施率 12月実施率 1月実施率

1年  46%   18%   41%

2年  29%   35%   31%

3年  46%   26%   26%

4年  39%   33%   40%

5年  27%   46%   46%

6年  63%   50%   28%

 お知らせをしようと思ったら12月分をお知らせしていませんでした。今回12月と1月分をお知らせします。なぜ忘れてしまったか、学校平均を取ると9月42%、10月43%、11月42%、12月35%、1月35%となります。データが悪かったからかもしれません。2月3月忘れずにお知らせします。(11月以前のデータは11月22日の記事参照)

 

1月30日(月)

 1月第3週に2学期まとめテストを再度行いました。これは2学期に1学期まとめテストをしたことと同じです。2学期の内容が約1か月たっても忘れないでいるか、基礎基本が定着しているか、そして、12月にできなかったところが改善されてできるようになっているかの確認です。

 子どもたちは(大人もそうですが)学習したことを使わないと忘れてしまいます。忘れないように少しずつ復習をしていけばよいのですが、学校の学習の時間ではその時間はなかなか確保できません。そこで、教科書の復習問題の他にも、eライブラリを使って常にさかのぼって学習する習慣をつけようとしています。その時に自分の不得意個所が分かれば、そこを重点的に学習することができます。まとめテストではそんな自分の弱点もわかります。12月後半の記事と比べて読んでいただけると嬉しいです。

 まずは1年生です。表平均96点、裏平均47点で12月の内容がよく定着していました。間違いが一番多かったのは7⃣②16-3の問題で5人、誤答はバラバラでした。12月は8⃣の問題6問の間違えが全部で15人だったのが、今回8人に減りました。その代わり6⃣7⃣の3つ口の計算や大きな数の計算が7問から13問に増えました。文章題の立式は変わらずよくできていました。計算ミスがないようにeライブラリなどでたくさん練習をしてほしいと思います。eライブラリではドリルの他に確認テストがありますのでこれもおすすめです。

 2年生は表平均91点、裏平均43点で両方とも上がりました。学習内容がよく定着していることと、前回の間違いも改善されているといえます。特に不十分だった6⃣の三角形や四角形の名前をかく問題は、3問の間違いの合計22問が13問に減りました。その中でも②の直角三角形は7人の間違いです。原因は漢字で書ければよいのですが、ひらがなで書くと「ちょっかく」がうまく書けない子が多かったです。「ちょかく」が3人いました。もったいないです。できれば漢字でかけるようになりたいです。裏の文章題は前回立式で苦しみましたが、立式で5問の間違いの合計が25人から13人と改善しました。特に8⃣の立式はたし算かひき算かで迷います。誤答5人のうち4人が98-15としました。ぜひ同じ問題か似た問題を出してあげてください。問題は「なわとびでりえさんは98回、お姉さんはりえさんより15回多くとびました。お姉さんは何回とびましたか。」です。名前の順番を変えたり、多いを少ないに変えてみてください。

 2学期はかけ算九九がメインでした。3学期になって唱える回数が少なくなると忘れてしまいます。日常の何気ない時に九九を聞いてあげてください。1つの段は10秒です。小さな積み重ねが力になります。

 

1月16日(月)

 今回は冬休み後半(二実施率(一期→二期) トータル  50回以上

1年   12人  22人  43%→79%    82%   0人→6人  

2年   17人  18人  65%→69%    85%   1人→3人

3年   22人  25人  71%→81%    87%   3人→8人

4年    9人  10人  60%→67%    80%   0人→0人

5年   23人  28人  56%→68%    80%   6人→9人

6年   17人  19人  53%→59%    78%   3人→4人

 結果を見ると、12月の年末より1月の年始の方が取り組んでいます。二期の平均は71%で夏で一番良かった四期の66%を超えています。夏はトータルを出していなかったので、はっきりとは言えませんが、夏に比べて各学年の差がなくなり、同じような数になっています。これは今まであまり取り組んでいなかった子たちが少しずつ取り組むようになったと考えられます。依然として2割程度の子が取り組んでいないのですが、少しでも取り組もうという子が増えてきたことがわかります。今学期も子どもたちの自分から進んで取り組もうという気持ちが少しでも高まることを願って、eライブラリーの取り組みを進めていきたいと思います。ご家庭でも声掛けをお願いします。「みんなもやっているんだからあなたもやりなさい。」というのは、なしでお願いします。「どうやるの?」と一緒にやってみるのもいいですね。もし忘れていたら、ぜひ解説を一緒に見てください。

 

1月4日(水)

 今回は冬休み前半12月23日~31日の子どもたちのeライブラリの実施状況をお知らせします。夏休みは10日ごとに、全部で四期でお知らせしましたが、今回は1週間ごとの二期でデータを取りました。

 学年  人数  実施率  50回以上

1年   12人 43%  

2年   17人 65%  Kさん

3年   22人 71%  OさんTさんSさん

4年    9人 60%

5年   23人 56%  OさんSさんKさんMさんSさんNさん

6年   17人 53%  KさんWさんAさん

 夏休みの一期と比べると少なくなっています。日数も少なく、年末もあるので同然かもしれません。年末はお家のお手伝いや自分の部屋の大掃除などもやってくれているといいです。冬休みは正月三が日も終わり、大人は通常モードに戻ってきています。あと5日間を子どもたちは有意義に過ごしてほしいです。その中で宿題や勉強も少しでも進んでできるとよいです。

 12月28日(水)2

 年内最後の更新です。6年生の分析になります。6年生も平均点80点に到達できませんでしたが、あとほんの少しでした。裏はちょっと心配です。冬休み中の見直しは必須です。

 6年生の今回のポイントは計算では比例の問題とx、yを使った式、図形では円の面積と立体の体積、その他では縮図です。1⃣②では1/3の縮図なので5.4㎝を1/3する、つまり3でわればよいのに、数値に惑わされ、2でわって2.7とした子が6人いました。ここは表の問題で一番間違いが多く12人でした。

 比例、反比例の問題ではx、yの式はよくできていたのですが、2⃣も3⃣も最後の④の対応する数値を求める問題が間違いが多くなっています。2⃣④は長さ(m)に90をかけると重さ(g)になっているので、重さが585gならば90でわって、6.5mになり、3⃣④は縦と横をかけると96になっているので、横が6ならば96÷6で16となります。

 最後は面積と体積です。円の面積はよくできていましたが、扇形の面積は円の1/4なので4でわるのですが、これを忘れた子が4人、あとは計算ミスです。体積は6⃣①では底辺が三角形であるのに÷2を忘れた子が6人、半数以上の間違いがこれです。体積の求め方の基礎はわかっていると思います。②は底辺が円なのでやはり計算ミスが目立ちました。

 裏の10問の問題は、ひとひねりが必要な問題で、あきらめてしまった子が結構いました。1⃣は1/10000の縮図で9㎝は実際に何mかという問題です。1/10000ですから実際の長さは10000をかけて、9×10000=90000、ここで止まった子が9人。さらにこれは㎝ですからmにするのに100でわって、900mが正解です。②も同様で4㎝+8㎝=12㎝ですから1200mになります。2⃣の円の面積は式がかけた子はほぼ正解ですが、計算ミスが多いです。円は3.14をかけるので難しいです。3⃣は比例なので、どことどこをかけたりわったりすればよいかがポイントとなります。「くぎ50本の重さが70gです。」という条件で、①のくぎ300本の重さは、という問いは、300÷50=6で300本は50本の6倍だから、70g×6倍=420gという求め方とくぎ1本は70g÷50本=1.4gだから、1.4g×300本=420gという2つの求め方があります。②のくぎ2.1㎏では何本、という問いは、2.1㎏は70gの30倍だから(2100g÷70g=30)50本×30倍=1500本となります。1⃣と3⃣②は特にあきらめてしまった子が多いので、もう一度問題を解くことが大切です。2学期にも実施したように同じ問題で1月に定着度テストを行いますので、必ず復習をして解けるようにしてほしいです。

 

 12月28日(水)

 今回は5年生です。

 5年生も残念ながら平均点80点に到達できませんでした。学年が上がるにつれ、平均点は少しずつ下がってきます。

 今回の5年生にポイントは分数のたし算とひき算の計算に約分と通分が必要になってくることです。通分では最小公倍数を見つけなければなりませんし、やっと答えを出しても最後に約分を忘れてしまったりと難しくなっています。

 計算の7⃣②③では答えを出しても最後の約分を忘れた子が、それぞれ5人6人いました。さらに裏の文章題では3⃣4⃣の答えで約分を忘れた子がそれぞれ6人14人いました。いかに通分と約分がポイントかがわかります。基本的な問題についてはeライブラリを使って復習をしてほしいです。

 今回はあと2つ不十分な個所がありました。1つ目は三角形の角度です。内角が40度、75度とわかっていて、もう1つを求めるのですが、式が11人、答えが18人誤答でした。180-(40+75)=65または、40+75=115、180-115=65となればよいのですが、180を式に使わなかった子が10人いました。2つ目は速さの問題です。これはいつの時代の5年生も苦労しています。①時速48㎞は分速何mですか。②分速240mは秒速何mですか。という問題です。どちらも時→分、分→秒ですから60でわればよいのですが、①は48÷60=0.8(6人)はもう少しで、これは㎞なのでmになおして800mが正解になります。②は240÷60=4で4mとなります。それぞれ18人13人の誤答でした。

 裏の問題は1⃣が難しかったようです。「中央駅をバスは12分おき、電車は16分おきに発車します。午前7時ちょうどにバスと電車が同時に発車しました。次にバスと電車が同時に発車するのは何時何分ですか。」有名な問題ですが、初めて見る子にとっては厄介な問題です。12と16の最小公倍数の48が見つけられれば7時48分と出るのですが、問題の意味が難しかった可能性があります。答えが出せなかった子が12人いました。地道にバスは12,24,36,48,60で電車は16,32,48,64と出して、48分が同じだ、と出す方法もあります。他の文章題は式はよくできていました。6⃣は「こみぐあい」といって、1あたりを出して答えを求める問題です。「20㎡のAの部屋に35人、18㎡のBの部屋に27人います。どちらの部屋がこんでいますか。」これは式は2通りあります。20÷35、18÷27で考えるか35÷20、27÷18で考えるかです。どちらでもよいのですが、この計算で何がわかるかが問題です。20÷30=0.571、18÷27=0.666、これは一人当たりの面積です。ということは一人当たりの面積が少ないほうがこんでいるといえます。答えはAです。逆に35÷20=1.75、27÷18=1.5、これは1㎡当たりの人数になりますから、多いほうがこんでいることになります。もちろんAです。この計算の意味が分からないと正解が出ません。これは式が33人正解で、答えは26人正解です。7人の子が逆の答えを出しました。

 5年生の分析が長くなりました。お付き合いありがとうございます。6年生はもう少しお待ちください。

 

12月27日(火)

 2学期まとめテストの分析2回目は3,4年生です。

 3年生は表平均87点裏平均44点でとてもよくできていました。気になったのは2点です。1つは1⃣の数を数字で書く問題です。①十八万七千五百三十②千万を2こ、十万を4こ合わせた数、これはすべての問題で間違いの多いベスト3で順に8人9人が誤答です。答えは①87530②20400000になります。2つ目はかけ算の計算ミスです。6⃣は順に6人6人5人7人が誤答です。これは文章題の1⃣2⃣も同じで式はそれぞれ3人4人の間違いですが、かけ算で答えを出す答えが6人9人の誤答と増えています。かけ算の筆算の練習が必要です。ひっかけ問題?の3⃣②は2㎏40g=□gで240、2400と書いてしまいがちですが、正答率が96%で見事でした。

 4年生です。4年生は平均点をここでは公開しません。80点に到達できませんでした。

 まずは図形領域の5⃣6⃣はよく理解していました。6⃣③のみ誤答が6人と多かったです。裏の文章題では、式をかけた子はほぼ正解ですが、式が書けなかった子が平均4人ほどいましたので、文章を読んで必要な数の確認と演算決定(+-×÷)を練習する必要があります。計算領域では1学期の1けたでわるわり算をさらに発展させた2けたでわるわり算になりました。誤答は少なかったのですが、やり方を忘れてしまった子が2割です。同じように2⃣の計算の決まりを使った計算も決まりを忘れてしまった子が2割いました。ここでは①かっこは先に計算する。②+-よりも×÷を先に計算する。が決まりになります。

 もう一つ、四捨五入の仕方で①千の位まで②上から2けたで、という2通りのやり方があるのですが、ここは4割近くの子が悩んでいました。①四捨五入で36709を千の位までという問題は、百の位を四捨五入して37000になります。④四捨五入で618004を上から2けたでという問題は、上から3けた目を四捨五入して620000となります。

 4年生はまずまとめテストの問題を完璧にできるようにしてほしいと思います。それができたら、その単元のeライブラリの問題に取り組んでください。四捨五入はたまにしか出てこないので忘れてしまうのですが、2けたでわるわり算は常に出てきますので、確実にできるようになってほしいです。eライブラリでは解き方も出ていますので、教科書で確認するのもよいですが、eライブラリの問題で確認するのもわかりやすいと思います。

 

12月26日(月)

 2学期の算数のまとめテストの分析をお知らせします。

 第一回目は1,2年生です。

 1年生は表平均95点、裏平均47点でとてもよくできていました。間違いが一番多かったのは8⃣④4+8の問題で5人、そのうち2人が14としていました。文章題の立式も間違いは1人と2人で少なかったです。eライブラリを使って広く復習をしてほしいです。ドリルの他に確認テストがありますのでまずこれをやってみるとよいです。

 2年生は表平均89点、裏平均38点でした。特に表は計算はほぼ完璧です。一問だけ4⃣②3×5の答えに3をたすと3×□の答えと同じになります。という問題で誤答は7人いました。正解は3×6ですが3×8とした子が4人いました。

 不十分だったのは6⃣の三角形や四角形の名前をかく問題です。日にちがたって忘れてしまったのでしょう。3問の誤答人数はそれぞれ6人8人8人でした。これは確認すれば覚えると思います。裏の文章題は立式で迷っていました。5問あったのですが、立式での間違いがそれぞれ8人6人4人2人5人でした。たし算ひき算に加えかけ算が出てきたので迷ってしまったようです。問題をよく読み、判断しなければなりません。立式は練習が必要です。式ができればほぼ答えは出ると思います。

 2学期はとにかくかけ算九九がメインでした。忘れないように休み中も聞いてあげてください。1つの段は10秒もあれば言えます。ちょっとしたときに「6の段言って。」など一日に何度も聞いてあげてください。私としては2の段から9の段まで全部を1分以内目標で言えるようになってほしいと思っています。

 

11月22日(火)

 11月の土日のeライブラリーの結果報告です。11月は12,13日に宿題で出しました。

学年 7月実施率 9月実施率 10月実施率 11月実施率

1年  未実施   31%   50%   46% 

2年  28%   48%   35%   29% 

3年  41%   53%   44%   46%

4年  33%   20%   53%   39%

5年  49%   33%   29%   27%

6年  47%   69%   47%   63%

 6年生が唯一50%越えです。6年生は安定しています。それに続くのが1,3年生でもう少しで50%前後というラインを行き来しています。2学期はあと12月の1回のみです。他の学年の頑張りに期待します。

 土日の宿題を学習していない子が、タブレットの使い方でできないのか、学習しているのにデータに反映されていないのか、それとも単に学習していないのかを確認しています。前回学習しているのにデータに反映されない場合があり、その児童のデータを確認すると、1つ上の学年の問題を学習していることがわかりました。データは自分の学年と1つ下の学年のみ反映されています。

 

11月2日(水)

 10月の土日のeライブラリーの結果報告です。10月は15,16日に宿題で出しました。(1年生のみ29,30日)

学年 7月実施率 9月実施率 10月実施率

1年  未実施   31%   50% 

2年  28%   48%   35%

3年  41%   53%   44%

4年  33%   20%   53%

5年  49%   33%   29%

6年  47%   69%   47%

 今回は1,4,6年生が50%前後で他の学年を少し上回ったというところでしょうか。4年生はいきなりトップの実施率です。6年生がどの月でも少し目立っています。さすが6年生。逆に5年生が下降気味で心配です。授業中はいつも元気な5年生ですので、eライブラリでもがんばるように少し声掛けをしたいと思います。上昇傾向は1年生で、今月も上がるとトータルでも3,6年生を抜くかもしれません。

 

10月25日(火)

 最後は6年生です。6年生は約2ポイント、若干のダウンです。基本の10問の計算問題はほぼ変わらないのですが、最後の3問で計算ミスがあり、それぞれ2,3人間違えが増えました。そして、大幅に落ちた問題は5年生と同じです。「次の式で、積や商が3より大きくなるのはどれですか。2つ選びましょう。」で選択肢は①3×2/5 ②3×1 ③3×7/5 ④3÷2/5 ⑤3÷1 ⑥3÷7/5 です。正解は③と④ですが、それぞれ9人→16人、8人→11人が誤答です。しかもなぜか②(12人)や⑤(6人)を選んでしまうのです。この2つは1でかけたりわったりしているので、数は変わらずの3なのに、なぜ選んでしまうのでしょうか。解明したい問題です。

 最後に1つ。文章題です。5問出ましたが、4問はほぼ変わらずでした。式の間違いが7人から22人に大幅に増えたのは4⃣で「3㎡の花壇に肥料をまきます。1㎡あたり5/6dLまくとすると、全部で何dLの肥料が必要ですか。」という問題です。15人が3×5/6としています。正解は5/6×3です。かけ算の式には意味があります。2年生で1袋に3個入っているあめ(1つ分の数)が4袋(いくつ分)で3×4(1つ分の数×いくつ分)と式を作ると学習しています。ですから1つ分の数は5/6dLでいくつ分が3㎡なので5/6×3となります。2年生以上でも同じですが、この数字が逆に問題文に出てくると、式を逆に書いてしまう傾向があります。基本があやふやになってしまうのです。ぜひこの問題をお家でも出してみてください。

 

10月21日(金)

 5年生です。5年生は現状維持でわずかのアップです。特徴的な問題は2⃣積が4より小さくなるのはどれとどれですか。選択肢は4つ①4×0.8②4×1.3③4×0.76④4×1.05、もう一つは3⃣商が5より大きくなるのはどれとどれですか。選択肢は①5÷1.6②5÷0.8③5÷1.25④5÷0.64という問題です。2⃣は前回計29個の間違いから9個に減ったのですが、3⃣は前回の20から今回30に増えてしまったのです。理由が全く分かりません。この問題は計算はしません。(してもできます。)2⃣は4より小さくなるのですから0より小さい数をかけているものを選ぶので①と③、3⃣は5より大きくなるので、わり算の場合は1より小さい数でわっているものを選べば②と④になります。その他にはかけ算わり算で計算ミスによる間違いが増えたことと、お決まりの文章題が前回同様間違いの数はあまり変わりませんが間違いが多くなっています。2⃣と3⃣の問題についてはぜひ確認をお願いします。文章題以上に間違いは多いのですが、文章題より簡単に理解はできると思います。

 

10月19日(水)

 4年生です。結果は前回よりほんの少し良くなりました。気になるわり算ですが、正答数は初めとほぼ同じなので、よく覚えているといえます。4年生はわり算が大きなポイントですので、この後も忘れないように練習をしてほしいです。角度については前回よりも落ちています。180度を超える角度は読む問題(6人→7人)と、かく問題(4人→8人)の両方が間違いが増えています。忘れてしまったと考えられます。文章題では、91÷4の立式はよいのですが答えの書き方で間違いがあります。これは文章題が「遊園地のコーヒーカップに1台に4人ずつ乗ります。91人が同時に乗るにはコーヒーカップは何台いりますか。」という問題で、91÷4=22あまり3と解けても、答えを23台とできないのです。式の間違いは2人、答えは6人でした。答え方が難しい問題です。最後は三角定規を組み合わせてできる角度を求める問題です。2種類の三角定規のそれぞれの角度がわかっていないと解けません。1つは30度、60度、90度、もう一つは45度、45度、90度の三角定規です。文章問題はぜひご家庭でも出してみてください。

 

10月17日(月)

 今回は9月上旬に行った1学期のまとめテストの再テストの結果をお知らせします。これは1学期にまとめテストを行って、7月末にここでも分析結果をお知らせしたものです。子どもたちは7月上旬にテストを行い、通常通りに返却され、間違い直しをしたものです。さらにこの結果を分析し、間違いやすい問題については担任に再度指導をしてもらいました。そしてこれが夏休みを通して約2か月後、もう一度同じテストをして、どれくらい理解しているのか、それとも忘れているのかを見るものです。テストは9月中に返却され、分析も終わって、テスト直しとともに注意する問題についても指導が終わっています。ご家庭では学年で気になる問題をもう一度家庭で確認をしていただけると定着がよくなると思います。

 

1年生:正答率は若干上がっています。たった一問だけ22人が間違った問題は11人に減りました。

 問題は「4+2のしきになるもんだいをつくります。□にあうかずやことばをかきましょう。」で「とりが□わいます。□わきました。とりは□なんわになりましたか。」という問題です。1つ目と2つ目の□は4と2でよいのですが、3つ目の□が11人間違いです。正解は「あわせて」または「ぜんぶで」です。

 2年生:2年生は8ポイント下がりました。文章題は立式の間違いが増えました。当然答えも間違いになります。ひき算の筆算は80-72が10人間違いです。誤答で一番多いのは12で7人いました。長さでは物差しに表された長さを答える問題でア1人→6人、イ5人→14人と間違いが増えました。文章題では2問紹介します。⑪花が24本さいています。そのうち5本切りました。花は何本のこっていますか⑫2本のテープの長さのちがいは何㎝何㎜ですか。(テープ2本に9㎝4㎜と6㎝と書いてあります。式の間違いは⑪が1人→7人(5人)⑫は6人→14人(7人)と増えました。( )の数字は無答数で、間違いというよりは書けなかったのです。この3つの問題をご家庭でもぜひ確かめてください。答えは⑪は24-5=19⑫は9㎝4㎜-6㎝=3㎝4㎜となります。

 3年生:正答率はほぼ同じでした。やはり時計と長さは苦手のようです。時計は10時半を指しているのですが、その50分前の時刻は?という問いに、誤答が14人→16人。長さでは1㎞20mは何mを1200mとした子が6人を含めて10人の誤答がありました。(正解は1020m)裏の道のりの問題でも③で7人の間違えがありました。

 最後は2問が文章題です。よくできています。気になったのは⑤番で「137円のジュースを買うのにレジで1000円さつを出しました。おつりは何円ですか。」で式の間違えは2人ですが答えは前回7人で今回も7人でした。繰り下がりのある計算でミスが多くなっています。

 つづく。

 

10月4日(火)

 少し間が空いてしまいました。内容を振り返ってみると、6月土日のeライブラリーの結果報告はしましたが、7月の結果報告がありませんでした。今回9月の土日eライブラリー宿題も終わりましたので、7月と併せてお知らせします。6月の報告は3,4年生が47%で一番がんばっていたという内容でした。今回は全学年を数値でお知らせします。

学年 7月実施率 9月実施率

1年  未実施   31% 

2年  28%   48%

3年  41%   53%

4年  33%   20%

5年  49%   33%

6年  47%   69%

 6月は3,4年生でしたが、7月は5,6年生ががんばっていました。9月は3,6年生でしょうか。6月からの短期間での宿題では初めて50%を超えました。夏休みは1年生の頑張りが目立ちましたが、いよいよ6年生が実力を出してきたのでしょうか。10月の結果が楽しみです。

 

 9月2日(金)

 始業式の校長の話ではこのような画像をテレビ画面に提示して話をしました。

①               ②

  

③               ④

 

 ①がんばった人が一番多い学年は②1年生です。97%の人が夏休みにeライブラリにチャレンジしました。③次は100回以上がんばった人の数です。④一番多かったのは1年生の15人です。最後に個人で一番回数が多かったのは、6年生のYさんと1年生のKさんの2人だったことを発表しました。

 なお、具体的な回数や名前は控えて発表しています。また、このデータをもとに各クラスで、やっているのにデータに反映されていない場合や、夏休みにやり方がわからなかった場合など不都合があった子について確認をしていきます。夏休み中ご家庭で使用についてわからないことなどありましたら、学校に伝えてください。

 

 9月1日(木)

 eライブラリの夏休み第四期8月21日~31日までの集計を出しました。

学年   人数   実施率    二期    三期   四期        100回以上   四期

1年  30人  83% → 77% → 73% → 77%    7人→2人→2人→6人 

                          KさんKさんTさんNさんSさんHさん

2年  26人  65% → 69% → 62% → 73%    3人→4人→0人→6人 

                          NさんKさんIさんMさんKさんKさん 

3年  32人  47% → 56% → 50% → 59%    0人→0人→0人→1人 Aさん

4年  15人  40% → 53% → 53% → 67%    0人→1人→0人→0人  

5年  42人  62% → 55% → 48% → 56%    3人→2人→2人→1人 Oさん

6年  32人  38% → 34% → 44% → 66%    1人→1人→1人→1人 Yさん

合計 177人  57% → 57% → 54% → 66%     14人→10人→5人→2人

 200回以上は一人で1年Kさん207回でした。

  ※ 4年生と6年生はじわりじわりと伸びてきました。1,2年生は常に高い数値を示しています。3,5年も負けずに、どの学年も9月の学習でさらなる頑張りを期待しています。今日の始業式で子どもたちに話をした結果は夏休みのトータルの結果です。それについては明日お知らせします。

 

8月22日(金)

 eライブラリの夏休み第三期8月11日~20日までの集計を出しました。

学年   人数   実施率    二期    三期        100回以上

1年  30人  83% → 77% → 73%    7人→2人→2人 KさんSさん

2年  26人  65% → 69% → 62%    3人→4人→0人 

3年  32人  47% → 56% → 50%    0人→0人→0人

4年  15人  40% → 53% → 53%    0人→1人→0人  

5年  42人  62% → 55% → 48%    3人→2人→2人 OさんNさん

6年  32人  38% → 34% → 44%    1人→1人→1人 Yさん

合計 177人  57% → 57% → 54%     14人→10人→5人

 200回以上はいませんでした。最高は5年Nさん196回でした。

 お盆週間ですから各家庭での行事なども増え、学習の機会も減ってくるのかと思います。全体的に数は減っていますが、なぜか6年生だけは増えています。ただ、実施率は相変わらず学年の中で一番少なくなっていますので、最後の10日間で6年生の大逆転を期待しています。そして、毎回実施率トップの1年生は最後までトップを守れるでしょうか。私だけそんなところに興味を持っています。

 

8月12日(金)

 eライブラリの夏休み第二期8月1日~10日までの集計が出ました。

学年   人数   実施率 二期  100回以上

1年  30人  83% → 77%    7人→2人 SさんSさん

2年  26人  65% → 69%    3人→4人 KさんMさんIさんKさん

3年  32人  47% → 56%    0人→0人

4年  15人  40% → 53%    0人→1人 Mさん 

5年  42人  62% → 55%    3人→2人 OさんKさん

6年  32人  38% → 34%    1人→1人 Yさん

合計 177人  57% → 57%    14人→10人

 200回以上は 2年Kさん 4年Mさん 5年Kさん の3人です。最高は2年Kさん317回でした。

 各学年で多少の増減はありますが、ほぼ同じような数値です。合計では前回と同じになりました。4年生は13%で一番増えています。4年生は人数が少ないので一人のポイントが高くなります。前回に比べて2人増えています。

 お盆付近で家庭行事もあるかと思いますが、時間を見つけて毎日少しずつできるように声掛けをお願いします。

 

 8月1日(月)

 eライブラリの夏休み第一期7月21日~31日までの集計が出ました。解説は学校の様子で書きましたので、ここではデータをお知らせします。なお、これ以降もここでデータの積み重ねを見ていきます。

学年   人数   実施率 100回以上

1年  30人  83%    7人 KさんYさんTさんTさんKさんSさんSさん

2年  26人  65%    3人 KさんMさんKさん

3年  32人  47%    0人

4年  15人  40%    0人 

5年  42人  62%    3人 SさんKさんSさん

6年  32人  38%    1人 Wさん

合計 177人  57%    14人

200回以上は1年KさんSさん 2年Kさん 5年Sさん の4人です。最高は1年Sさん258回でした。

一回当たり5分程度の学習です。少ない時間を見つけて少しずつ取り組めるとよいです。

 

7月29日(金)

 この1学期のまとめテスト解説シリーズも最終回です。最後は6年生の裏面です。全部文章題ですから大変です。それでも昨日説明したように、分数のかけ算わり算は理解度が高く、式が立てられれば、答えも正解になっています。5年生の小数も同様ですが、分数が文章題の中に入ってくると、立式が急に難しくなります。

 3番の「めいさんのソフトボール投げの記録は24mで、学級の平均の4/3倍です。学級の平均は何mですか。」という問題で、これが「学級の平均の2倍です。」という問題ならば2倍なんだから、24÷2で12mとすぐ出るのですが、分数になってしまうとかけ算わり算の決定があやふやで24×4/3としてしまいます。このパターンは8人で、答えも32mになってしまいます。もし問題が学級平均の2倍だとしたら、24×2=48でかけ算はちょっとおかしいなと思いそうですが、分数だとそういう感覚が働かなくなります。ここは24÷4/3=24×3/4=18で18mとなります。このクラスの採点方法で、式が合っていても計算で間違えると、式も×になってしまいます。このパターンが3人いました。

 4番は2年生の文章題から苦労しているパターンです。「3㎡の花壇に肥料をまきます。1㎡あたり5/6dLまくとすると、全部で何dLの肥料が必要ですか。」という問題です。かけ算の立式は、(1つ分の数)×(いくつ分)というように式を立てます。これは2年生で学習します。ですからこの場合は、(1つ分の数:1㎡あたり5/6dL)×(いくつ分:3㎡)となります。つまり、5/6×3=2・1/2となり、答えは2・1/2dLです。この式を文章題で数字が出てきた順番に式にすると3×5/6となり、これは式の意味が違うことになります。このパターンが15人いました。わり算にした子が4人なので、かけ算わり算の選択は大丈夫ですが、どちらを先に書くか、という式の意味が大切になってきます。これは2年生からずっと子どもたちを悩ませ続けている問題です。ちなみに答えは、どちらも同じになります。(2×3も3×2も同じ)だから余計に数字の順番を気にしないのかもしれません。

 文章題は意味をよく理解して演算決定(+-×÷)をします。そして、式を立てて、計算をしますので全部で作業が3つあります。大変な作業です。子どもたちによくする話は、「小数、分数の場合は簡単な整数で考えてみると、式がわかることが多いよ。」です。苦手な文章問題にもぜひ、eライブラリなどでチャレンジしてほしいです。

 

7月28日(木)

 いよいよ最後は6年生の1学期まとめテストの分析になります。

 まず表面から見てみますと、平均点は約85点、とても素晴らしいです。4月に行った5年生のまとめテストの結果から素晴らしい上昇です。1学期みんながんばったのですね。最初の10問はすべて計算問題です。分数のたし算ひき算で苦しんだ5年生の学習から、今回の分数のかけ算わり算はよく頑張りました。正答率が80%に届かなかった問題は2問です。⑧7/12÷5・1/4⑨8/9÷4/7×3/10、それぞれ7人9人が誤答です。誤答に大きな傾向はなかったので計算ミスが主な原因と考えられます。

 あとはぎりぎり80%に届かなかったのが1問、この問題は5年生と同じ内容です。5年生は小数でしたが、6年生が分数です。「次の式で積や商が3より大きくなるのはどれですか、2つ選びましょう。」で選択肢は①3×2/5②3×1③3×7/5④3÷2/5⑤3÷1⑥3÷7/5の6つです。正解は③④ですが、間違いの総数が17でそのうち②と⑤を選んだ数が12と一番多かったのです。②と⑤は×1、÷1ですから答えは3そのままなのですからちょっともったいない気がします。もしかしたら問題文を読み間違えた可能性もあります。

 ということで4月の前年度まとめテストの結果を見たときは、これは大変だと思いましたが、1学期の学習については、よく頑張り基本を押さえることができたのではないでしょうか。裏面は文章題です。これについては長くなりそうなので、また明日にしたいと思います。

 

7月26日(火)

 個人面談は4日目に入りました。昨日までの暑さも大変ですが、今日は大雨・雷注意報が出るほどの天気で学校まで来るのも一苦労だったと思います。ご苦労様です。

 さて、1学期のまとめテストは5年生になります。平均点は表は余裕の80点以上でまずまずです。文章問題が中心の裏が要注意です。

 気になった問題は3つあります。1つ目は「積が4より小さくなるのはどれとどれ。」という問題で選択肢は①4×0.8②4×1.3③4×0.76④4×1.05です。1より小さい数をかければ4より小さくなるので答えは①③ですが、これが全く逆の②④を選ぶ子が14人。次の問題で同じパターンで「商が5より大きくなるのは~。」は間違えが10人でどっちがどっちかわからなくなってしまったパターンです。実際に計算すればたぶん大丈夫だったと思います。2つ目は68.2÷100で間違いが11人、誤答は682、6820となぜか数字が大きくなってしまいました。3つ目は9÷7.5の筆算で誤答が10人。小数点のミスが目立ちました。

 裏の文章問題は4問あって、式の間違えはそれぞれ2人、5人、8人、9人で立式はほぼできていました。3番の答えは210÷3.5で60ですが、これを6とした子が10人いました。4番の「面積が9.6㎡の長方形の形をした砂場があります。縦の長さは3.4mです。横の長さは約何mですか。四捨五入して、上から2けたの概数で求めましょう。」という要求の高い問題は、まず計算ができて、四捨五入で上から2けたの概数で求めて、答えの単位をしっかり書くという3つの壁がある問題だったので、このテスト最大の20人が間違ってしまいました。まず9.6÷3.4で2.82まで求めて、上から3番目の2を四捨五入して2.8、答えは横の長さなので約2.8mとなります。

 全体的にみると小数のかけ算わり算の小数点の位置が不十分ですので、練習問題で復習ができるとよいです。

 

7月22日(金)

 夏休みに入りました。さっそく宿題に取りかかる子と、まずはゆっくりしようという子、どちらのタイプが多いのでしょう。どちらにしても早い段階で計画ができているといいです。見通しをもつことは大切なことです。

 さて、前回の続きで今回は3年生です。

 3年生の1学期のまとめのテストは表も裏もどちらも95点以上が全体の60%を超え、良い結果でした。計算問題はほぼ大丈夫です。間違いが目立ったのは時計と長さです。時計は10時半を指しているのですが、その50分前の時刻は?という問いに、誤答が14人、そのうち10時40分が5人もいましたので、時計を見て、10時半が読めなかったということになります。これは1,2年生でも同じ傾向があります。デジタルの時計が多い中、アナログの時計の文字盤の読み方が間違えやすいということです。長さでは1㎞20mを1200mとした4人を含めて6人の誤答がありました。(正解は1020m)裏の道のりの問題でも③で7人の間違えがありました。

 最後は文章題です。文章題は2問ありましたが、式の間違いは2問の合計が4人。よくできています。答えは合計で10人、少し増えましたが、計算ミスの間違えが目立ちました。1000-137だと筆算でやっても862や963というミスが出ます。

 

 4年生のテストは1けたでわるわり算がよくできていました。ここは2学期にさらに2けたでわるわり算になり、難しくなるので、大切なところです。ぜひ、休み中も忘れないように復習をしてほしいところです。間違いが目立ったのは3つ。1つ目は分度器です。180度より大きい角度のはかり方で6人、三角定規を組み合わせてできる角度を求めるのに

 45-30と

 式が書けなかった子が8人いました。

 2つ目はわり算の文章題で答え方が難しい問題です。「4人乗りのコーヒーカップに91人が全員乗るには何台必要か。」という問題です。91÷4=22あまり3 まではできるのですが、答えは22台で3人あまるではなく、3人も乗るのでもう1台必要で答えは23台になります。授業でも扱っているのですが答え方を忘れてしまいます。

 最後は0から9のカードを1回ずつ使って①1番小さい整数②2番目に大きい整数、を作る問題です。①は3人、②は11人が間違えました。②は7通りの間違えがありましたが、一番多いのは8976543210の4人でした。一番大きい数が9876543210なので、2番目は9と8を取り換えたのです。考え方は惜しいです。0と1を取り換えていれば…。ちょっと頭をひねらないとできない問題でした。

 子どもたちが自分のテストでできなかったところを見つけ、教科書で復習したり、eライブラリで学習してくれると嬉しいです。

 

7月15日(金)

 1学期が終わろうとしています。各学年1学期のまとめのテストがあります。今回はこのテストの不十分な問題についてお知らせしますので、夏のeライブラリ学習の参考になるとうれしいです。

 1年生:全体的に素晴らしい結果でしたが、たった一問だけ22人が間違った問題があります。

問題は「4+2のしきになるもんだいをつくります。□にあうかずやことばをかきましょう。」で「とりが□わいます。□わきました。とりは□なんわになりましたか。」という問題です。1つ目と2つ目の□はよいのですが、3つ目の□(テスト用紙の□は4文字くらい書ける長四角でした。)が22人間違いです。6(わ、人、こ)など6を書いた子で13人です。4+2=6なので気持ちはわかりますが、文を読めばとりは6わなんわになりましたか。でおかしいと思うのですが、よく読まないで書いたのでしょうか。正解は「あわせて」「ぜんぶで」です。

 2年生:2年生もよくできていました。ほとんどが4人以内の間違いでした。気になるのはやはり文章題です。4問ありましたが、式は大丈夫なのですが、答えが間違ってしまいます。単位ミスや計算ミスがほとんどです。そして注意してほしい点が1つ。ひき算の時の計算です。筆算ならば間違えないのですが、横の式で答えを出すと間違えやすくなるのです。この問題では34-26という式を自分で立てたまではよかったのですが、間違いが13人いました。誤答は60(2人:たした)、12(2人:逆にひいた)、他2,4,16,34,48,68いろいろありました。筆算で確実に計算してほしいです。

 

7月4日(月)

 全校朝会に引き続き、今日は昼の放送で子どもたちにeライブラリの6月の学習状況を発表しました。

 まずは6月に100回以上取り組んだ児童です。100回というのはドリル1回につき5問の問題がありますから、単純に500問ということになります。その他テストなどは問題数が増えますので少なくとも500問ということになります。

 2年生5人、4年生1人、5年生4人、6年生3人の合計13人です。さらに1位は2年生kさん489回でダントツの1位、2位は6年生Yさん198回、3位は5年生Sさん165回でした。今週末はeライブラリの宿題がでます。子どもたちの頑張りが少しずつ増えてくれればと思います。

 

7月1日(金)

 今日の全校朝会で子どもたちに6月18,19日のeライブラリの全校宿題について結果を伝えました。まず、一番たくさん取り組んだ学年は3年生と4年生です。取り組み率は47%です。一番多い学年が半分もいっていないので、よいのかどうか迷うところですが、とにかく一番多いのでよく頑張りました、と褒めたいです。次は個人で一番多く取り組んだ人は2年生のKさんです。これは迷わずおめでとうです。上の学年を押さえて2年生が堂々の一番です。今日2年生の教室に行ったのですが、「Kさんって誰?」と何人からも聞かれました。「Kさんだから名字がか、き、く、け、こで始まる人だよ。」というと、2年生では何人もいて、誰だかわからない状態でした。前回はゴールデンウイーク期間中に調べましたので比べることはできませんが、次回は7月9,10日で行いますので比べることができます。少しずつ自分から学習をしてくれる子が増えるとよいと思っています。

 

6月3日(金)

 前回お伝えした6年生の問題ですが、テストを返却して、解説をして、までは計画通りでしたが、同じテストをして、が余裕なく、同じテストの数値を変えた問題をして、解説をし、採点をして返却、ということになりました。結果から申しますと、何と平均点が23点アップです。子どもたちの頑張りにびっくりです。もともと忘れてしまった問題や計算はできているのに、小数点をつけるところが不十分だったり、という問題も多く、一度やれば思い出すものもあるので10点はアップすると思っていたのですが、予想以上の結果でした。では、もとは何点だったのか、という疑問については、申し訳ありません。公開をしておりません。ただ一人一人の頑張りが大きな得点アップにつながりました。6年生の算数は今後も5年生までの学習をもとにして学習が進んでいきます。復習をしながら新しい単元の学習を進めていきたいと思います。

 6月は分数の乗除になります。分数の加減では通分と約分に苦労しました。これを克服しながら分数の乗除に取り組んでいきます。分数の乗除で一番有名な問題は、「なぜ分数同士のわり算は、わる数を逆数にしてかけるか。」という問題です。この単元が終わった後にどれくらいの子がこの問題に答えられるか。これは大人にとっても難しい問題です。「そんなの知らなくても大丈夫。反対にしてかければいいんだよ。」と言わずに、まずは問題が解けることが第一ですが、考え方を学ぶ学習を進めていきます。

 

5月○○

 今回は6年生の問題です。6年生問題はまず一番最初に採点をした段階でもったいない間違いが多いこと、忘れてしまっての間違いが多いことで早急に問題用紙を返却し、前述の2点について解説をしてもらいました。その中からいくつかを紹介します。

①わり算の商を分数で表しましょう。 12÷5 正解は12/5。これが21人間違いで9人が5/12と反対にしてしまいました。小数で2,4とした子も。少し確認すれば大丈夫だと思うのですが、見事に忘れてしまいました。

②八角形の8つの角度の和は何度ですか。25人の間違いのうち7人が45度でした。これは1つの外角ですね。360÷8=45、内角は180-45=135で、これが8個で135×8=1080でもよいのですが、この場合は八角形に1つの頂点から対角線を5本引いて三角形を6つ作り(これも問題でした。)、三角形の内角は180度だから、180×6=1080とします。

③ 4.6×2.5 これはひっ算の形で出題です。18人が間違いですが、14人が115で小数点の間違い。計算は大丈夫でした。正解は11.5。概数で大体5×3=15と見積もりができれば修正もできます。

④直径5cmの円周を求めましょう。式は72%できているのに、答えは41%です。これは15.7cmですが単位間違いが5人いました。

⑤最後に難問。正答率20%の文章題です。たくやさんは3000円のゲームを20%引きの値段で買いました。代金は何円ですか。

 日常生活では大事な問題です。夕方スーパーではお惣菜やお弁当が割引になります。最近ではコンビニも。一番多い間違いは3000÷0.2=15000これが9人、3000÷20=150これが5人です。割ってしまいます。答えを見ればありえない金額なのですが、そのまま書いてしまうのです。20%引きなので、20%をかけ算で求めてから引きます。3000×0.2=600、3000-600=2400、80%として、3000-(1-0.2)という素晴らしい式もありました。

 同じテストをあと少ししたらもう一度やって再度確認しようということになっています。5年の復習ができてこその6年の学習です。ちょっと先生方の力を借りて集中して取り組んでいきます。詳しくはまたお知らせします。

 

5月27日(金)

 今回は5年生問題です。最初は0.01を810こ集めた数です。15人の間違いのうち11人が8.10です。もったいないです。0を取って8.1ですね。これは後の小数のかけ算でも同じ傾向です。

 これは4年生と同じパターンです。

 5年生ではアは仮分数、イは帯分数でと条件が付きます。アは18人、イは16人が誤答でした。アは2.1と書いた子が6人、あとの答えは様々でした。分数なので、まず○/4が基本です。アは仮分数なので2 1/4ではなく、9/4。イは帯分数なので3 3/4になります。

 次は小数のひっ算です。②97.2÷36③4.35×6です。いずれも2.7と26.1が答えですが、②は誤答の13人中9人が27、③は誤答の15人中8人が26.10です。計算はできているので、あとは小数点の位置と0の処理に注意です。

 最後の問題はかなり難しい問題でした。

「子ども会の42人で遠足に行きます。交通費は一人590円です。全員の交通費はおよそ何円になりますか。四捨五入して、上から1けたのがい数にしてから、答えを見積もりましょう。」頭が痛くなりそうな問題です。普通に答えを求めるなら590×42です。四捨五入すると600×40です。まずはポイント①数字を逆に書く。これは最初に42人と書いてあるので、42×590、40×600としてしまいます。これは11人いました。ポイント②概数にしてから見積もる。これがわからないと590×42にしてしまいます。これが12人。正しくは上から1けたのがい数にすると、600と40なので600×40=24000が正解になります。最後に答えをがい数にしてしまう子もいて20000になったり、590×42=24780、これを上から1けたで20000という答えもありました。この問題は式も答えも正答率が20%以下でした。かなり難しいので、これよりも上の5問を確実に正解できるようにしてほしいですね。

 3連休ですので時間に余裕があればeライブラリーで前の学年の復習をしてほしいです。特にこの間違いの多いところの単元がいいですね。最後に6年生の問題が残ってしまいましたので3連休のどこかでお知らせします。

 

5月24日(火)

 前回に続き今度は4年生問題です。「分数で書きましょう。」という問題です。

 12人が間違えました。0.5や0.7と小数で答えた子が7人です。0.1が5個目で0.5、1から0.1が3つ分戻って0.7と気持ちはわかりますが、分数で考えるので、1を8つに分けた5つ分と考えられれば5/8になります。

 183

× 94 このひっ算は6人がまちがえましたが、ほぼ計算ミスです。

 

最後に文章題です。50本の花を、一人に6本ずつ分けます。何人に分けられて、何本あまりますか。

 これは式の正答率が80%、答えは60%です。答えは計算ができているのに、書き方で間違えています。答えの欄は「  に分けられて、  あまる。」 なのですが、それぞれ8と2(4人)、8人と2こ(2人)、8本と2本(2人)、正解は8人と2本です。もったいない気がします。

 

5月17日(火)

 4月に2年生以上が一斉に行ったまとめテストから間違いの多かった問題を紹介します。

 こういう問題は一度やったからといってすぐできるようにはならない場合が多くあります。また、忘れてしまうのです。間をおいて何回も練習すると身に付いてくると思います。学校では復習をする機会が少なく、逆にさらに難しくなって出てくるので、余計わからなくなってしまいます。例えば2年生でかけ算九九をしっかり覚えても、3年生になると覚えたはずの九九ですが間違えてしまう九九も出てきます。例えば4×7や6×8、8×7など。そしてわり算の学習になると、九九を使って求めるので、答えが怪しい九九があるとわり算も間違えてしまうということになります。また、1年生のひき算の繰り下がりも13-7は3から7は引けないので10を繰り下げて、とやっていたのに、しばらくやらないと3から7は引けないので、7から3をひいて、7-3=4とやってしまいます。ご家庭でぜひ問題にチャレンジさせてください。2年生の問題ならば2年生以上で。6年生でも間違えるかもしれません。

2年生問題 ①なん時なん分ですか。   

  

 25人中11人が間違えた問題です。ほとんどが同じ間違えの3時55分でした。

 

3年生問題 ②この時こくから6時までの時間は。

 またまた時間の問題です。32人中11人が間違えました。そのうち6人の答えが40分。

もう1問は文章題です。自どう車が4台あります。1台に5人ずつのっています。みんなで何人のっていますか。

 これは式が11人、答えが4人間違っていました。かけ算の式は「1つ分の数」×「いくつ分」=「ぜんぶの数」ですから、5×4は正解ですが、4×5は間違いです。子どもたちは文の初めに4と書いてあるので4を先に書いてしまいがちです。この考え方は4年生以上になって、小数や分数が出てきた時にとても重要です。答えについては、かけ算の答えは式を逆にしても同じなので、式を逆に書いて式が間違いの場合は答えがあっていれば正解にしています。普通の文章題は式があっていなければ、答えがあっていても間違いになる場合が多いです。

 

 5月13日(金) 

 手始めに行ったことは、前年度の1年間のまとめテストです。4月に行いました。このテストを実施し、分析をすることで前の学年の単元のどこが理解できていないのか、どこが忘れてしまっているのかが分かります。もちろん全領域を網羅することはできませんが、間違いやすいところを発見することができます。このテスト結果を返却し、分析結果を各クラスで説明し、間違いやすいところの修正を図ります。学習はその時にはわかっても、しばらくやらないと忘れてしまうことが多くあります。定期的に繰り返し学習すると一番よいのですが、それを学校で授業中に行うにはかなり時間的に難しいのです。そこで自分の弱点がわかったところで、自分で取り組めるようにゴールデンウイークの算数の宿題を全校で行いました。

 教材はeライブラリーを使用しました。これは松戸市推奨のソフトであり、IDとパスワードを持つことで松戸の小学生は自由に使うことができます。このソフトは一回につき5問のドリル問題があり、約5分程度で1つが終わります。答えは自動で○付けをしてくれます。分からなかったり、間違ったりしたときは解説を見て復習をすることもできます。これが自主的にできるようにと、GWまでに各クラスで準備をして、GWの宿題としました。GWは家族での予定などもありますので、できるときに少しでもやるということで宿題を出しました。

  

 ご家庭でのゴールデンウイーク中のタブレット学習はどうだったでしょうか。取り組んでいる様子はありましたか。または、一緒に取り組んだという家庭はありますか。

 学校でも4/30~5/1、5/3~5/5、5/7~5/8と3つの期間に分けて、取り組み状況を調べました。学校としてはどの期間でも良いですし、一回でも取り組んでくれればという気持ちで話をしています。

 さて、GW中に一度でもeライブラリーに取り組んだ人数は111人でした。総数は147人ですから、取り組み率は75.5%になります。(1年生はまだタブレットを配付していないので数に入りません。)この数が多いのか少ないのかは判断が難しいのですが、この後も定期的に宿題を出していきますので、その変容を見ていきたいと思います。もう一つデータを紹介しましょう。1つに5問の問題があるドリルの学習回数です。50回以上学習した児童は2年2人、3年5人、4年3人、5年8人、6年3人です。100回以上は3年と5年に3人ずつで最高は5年生の263回でした。

 2枚目の写真に黒っぽい種があります。これは学習を重ねるたびに成長していきます。50回ですと、

 これぐらいに成長します。

 

5月12日(木)

 学校目標にも明記されている学力向上ですが、では今年度学校ではどのような取り組みをしていくのか。ここで少しでもわかりやすく具体的に説明をしていきたいと思います。少しお付き合いください。

 

 学力とは何かと考えると、明確な定義はないのですが、学校教育法(第30条第2項)では,小・中・高等学校においては「基礎的な知識及び技能を習得させるとともに,これらを活用して課題を解決するために必要な思考力,判断力,表現力その他の能力をはぐくみ,主体的に学習に取り組む態度を養うことに,特に意を用いなければならない」と規定されており,これらの習得・活用・態度の三つをまとめて一般的に学力の三要素とよばれていることから、学力は何かを考えることができます。

 

 私たちが単純に考えているテストの点もその中の基本的な知識及び技能に当てはまりますし、テストをよく見ると、思考力、判断力、表現力などの言葉もあり、その力を見るための問題も出題されています。かなり前の話になりますが、「見える学力、見えない学力」という本がかなり有名になりました。テストの点になって見える学力とそうではない見えない部分の学力もあります。ただ、見えない部分はどうしようもないので、見える部分で評価をすることがどうしても多くなります。今回伸ばしたい学力も同じで見える部分になってしまいます。見えない部分は確かめようがないのです。

 

 さて、本校では3年前から校内研修で算数に取り組み、教師が算数という教科についての知識を深めたり、指導技術を高めることで、子どもたちにとって分かりやすい算数の授業を目指し、教師自身にとっては算数で学んだことを他の教科にも生かして教師力を高めようとしています。

 今年度子どもたちはゴールデンウイーク期間中にはタブレットとネットを活用して算数の前の学年の学習に取り組みました。各家庭には今週初めに放課後算数教室のお手紙を配付しました。おまけとして、校長は全校朝会で4月5月と連続で校長先生問題として算数の問題を出し、挑戦してくれる子を待っています。

 

 以上のような取り組みも含めて今年度は算数を中心として、学力向上を目指していきます。