理科室での学習は、4年生から始まります。昨日、5年生が水溶液の性質について学習をしていました。この時間は、食塩を溶かす前の水と食塩を合計した重さは、溶かした後の食塩水の重さと同じなのかについて実験をしていました。さすが5年生と思ったのは、水溶液の実験ではたくさんの器具を使います。それらをしっかりと準備して、順序立てて実験をしていたことです。高学年ならではの実験なので、それができたことは素晴らしいなと思いました。これからは火を使う実験も出てくるので、慎重に実験を行うことができるようにしていきます。

 

 

 3時間目からは、5・6年生合同で、ユニセフの「イエメン国 子どもの保護専門官」 小川 亮子先生から、外国の子どもたちの様子について講演がありました。外国の子どもたちがどんな環境で生活しているのかを、詳しく説明していただき、大きな違いを学んだようです。5・6年生ぐらいの年齢から戦争に行く子もいる、過酷な生活状況で命を失う子もいるということを聞き、子どもたちもいろいろな気持ちを持ったようです。平和な日本で過ごしている私たちには、考えられないような様子を、詳しく教えてもらいました。きっと子どもたちも、平和についてより深く考えたのではないでしょうか。また、さまざまな国々の人たちと認め合い仲良く生きることについても、考えられたのではないかと思います。この後は総合的な学習の時間で、まとめていくことになっているようです。