保護者の皆様、本日は雨の中、土曜参観においでいただき、ありがとうございました。週末で子どもたちの疲れはどうかと思いましたが、昨日に引き続きがんばる様子が見られました。

 さて今日は、子どもたちにわかりやすい授業をするために、担任がどんな工夫をしているか紹介します。

  

授業参観でいくつかの学級も使用していましたが、タブレットです。調べ学習や資料のまとめ、MIMなどで活用しています。子どもたちが使用しているタブレットは卒業まで同じものを使用します。学習の積み上げもできますし、なにより処理速度が速いので、計算練習などで習熟を図るのに最適です。自宅に持ち帰って使用できるよう、学校の方でも約束事などを検討しています。持ち帰りについてはもう少々お待ちください。

 

こちらは黒板に掲示して教えるスタイルです。子どもたちは視覚的に捉えたり、掲示物を動かしたりすることで記憶することもできます。ですから、デジタルだけに頼りすぎず、こういったことも行うようにしています。「昔ながらの」とは言っても、こうした具体操作は子どもの頃はとても必要な活動ですね。五感で感じる学習をさせたいものです。

こちらは教科書を拡大投影機で映し出しているところです。三角形の角度を求めるのですが、教科書を画面に映し出して説明や書き込みをします。これまでは授業前に大きな紙に拡大して書いていましたが、拡大投影機のおかげで簡単に拡大して見せられるようになりました。

 

6年生は歴史を学習します。今は見ることができないものや、遠くにある歴史的な建物などを伝えるのに、デジタル教科書が便利です。写真のように絵や画像を見せたり、動画を見せたりして内容を深めていきます。ちょっと前は、座布団ぐらいの大きさの写真を黒板に掲示していたものが、今ではデジタル教科書のおかげで、簡単に見せることができるようになりました。

 担任は、こうした工夫をして子どもたちに指導しています。子どもたちの力になればと日々努力しています。