本校は、昭和62年4月1日に開校しました。現在市内で2番目に新しい小学校です 松戸市の北西部に位置し、学区は新坂川、江戸川の間にあり、流山市と隣接しています。平成17年4月1日、適正規模適正配置のため新松戸北小学校と統合いたしました。学区には、近代的な高層マンションが立ち並んでいて、本校の児童の多くは、高層マンションを含む新松戸7丁目、5丁目及び3丁目から通学しています。一方、学校の周囲は、田畑に囲まれ、市内でも有数の自然環境に恵まれた場所に立地しています。畑にはサツマイモが育ち、田んぼからは「カエルの合唱」が聞こえ、観察池には「メダカの学校」があります。また、つばめが巣を作りに来るほど、豊かな自然環境です。

 

 保護者の大半は、東京やその近郊に通う会社員等で占められていて、教育に対しての関心も高いです。地域の方々も「地域の子どもを地域で守る」といった意識が高く、登校指導ボランティアやスクールガードの活動も熱心に行ってくださっています。校庭の樹木の剪定をはじめ、U字溝の掃除まで地域の方々が協力してくださっている学校です。正門前のアメリカハナミズキの木は、校章デザインのモチーフとなっております。数年前、枯れかかった時にも地域の皆様のご協力・ご尽力により復活いたしました。

 

 学校と地域・保護者が一体となった教育活動の推進と豊かな自然環境で子ども達が安心して過ごせる学校生活や登下校の安全確保を行っています。学校教育目標「明るく生き生きと学ぶ学校 ~自ら伸びようとする子どもの育成」を指標に「みんなが笑顔の新西小」を合言葉にして、知育・徳育・体育のバランスのとれた教育活動の充実を目指し、教育実践活動の工夫と活性化を図っています。今年度は、新型コロナウイルス対応を図りながら、新生活様式の定着化による安全と不断の教育活動の充実の両立を図っています。

 

 

  (令和2・年度)学校説明会を行いました。本校の利点が、コロナ対策を経て再発見できました。

  広い校庭、広い校舎、広い体育館(市内の小学校で、2番目に広い面積969㎡です。にもかかわらず、

  児童数が少なく、282名(市内の小学校45校中41番目、下から5番目)と小規模校であるという実態。

  (令和3年度は318名、36名増えてスタートしました。下から7番目になりました。)

  コロナ禍の中で「密を避ける」ということがしやすい教育環境です。

  

  学級数12学級なので(令和3年度は13学級)校庭、体育館、特別教室の割り振りに余裕がある。

  空き教室が、各学年に1部屋以上ある。会議室が4部屋ある。大多目的室、視聴覚室が広い。

  (令和3年度は、学童に小会議室を貸しました。放課後キッズルームに図書室と児童会室を貸しています。)

  ピロティが広い。朝登校してきた児童の待機場所(2m間隔のソーシャルディスタンス)になっている。

  なかよし学級、言葉の教室がある。(令和4年度より情緒学級もランチルームの場所に開設されます。)

  不登校指導員がいて、小規模校であるのに教職員の総数が40名。

  学級数の割に教職員数が多く、教職員が出張しても、休んでも、補教が可能。

  朝の登校時間の分散も、業間休みや昼休みの遊びの分散も、必要なし。

  1年生から6年生まで、音楽専科の授業が受けられている。

  子どもたちの一人一人の持てるスペースが広く、快適に伸び伸びと過ごすことができる。

      そのおかげもあって、昨年度から、学校でのコロナ対策、保護者の方、地域の方のご理解・ご協力のおかげで、

  幸運にも一度も学級閉鎖等になることなく、学校教育活動を継続しています。

  教育課程上の工夫もあり、おそらくこの2年間の授業時間数は一番多いと思われます。

 

  令和3年度は、1年生が69名、なかよし学級2名入学しました。現2年生が50名ですので、新入生は21名増え

  ました。35名が卒業しましたので、学校としては1学級増で、児童数が36名増えて、318名の児童数になりした。

  

  令和2年度松戸市小中学校特級体力章・体力章・種目別体力章、交付状況一覧が松戸市教育委員会より配付されました。

  約1年間ねばり強く取り組んできた本校は、特級体力章1名、種目別体力章50名で申請者数の合計は51名です。

  これは市内小学校45校中13番目の申請者数です。そして児童数282名で割った申請率は18.08%になり、

  市内1位(18.11%)の学校に次ぎ、僅差で市内第2位ということになりました。前年度の本校の結果は、

  申請者数13名(43位)、申請率4.5%(37位)でしたので、令和2年度は前年の約4倍がんばったという

  ことです。

  コロナ禍の年、子どもたち一人一人のがんばりが結集し、1年間継続しました。すごい結果です。

 

  

  令和2年度学力テストの結果が出ました。新西小の子どもたちの国語・算数の学力テストの結果を全校平均で見てみる

  と、領域別で集計しても、観点別で集計しても、国語・算数とも全国平均を上回っています。

  新西小の平均点を一人の子どもとして見立てると、国語よりも算数ができ、思考力・判断力・表現力・理解力に優れて

  いて大変優秀です。主体的に取り組む態度、書くことに課題があります。

  (令和3年度の全国学力学習状況調査では、国語・算数ともに全国平均、県平均、市平均を大きく上回っています。

   今回は算数より国語のほうがよかったです。)