本日、ようやく関東甲信越の梅雨明けが発表されました。
 今学期は、2日だけ来て、再び休校となり、6月から分散登校が始まり、徐々に学校生活が再開されていきました。
 入学式、運動会、林間学園、そして修学旅行と多くの行事が中止となる中で、児童のみなさんは、本当によく頑張ったと思います。
 そして、本日、授業終了日を無事終えることができました。本当にありがとうございました。
  保護者の皆様、1学期間、本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、本当にありがとうございました。また、1学期末の保護者会、個人面談、そして、夏休み以降の学校生活についての意識調査へのご協力、誠にありがとうございました。引き続き来学期もよろしくお願い申し上げます。
 なお、以下に、本日の授業終了日に、放送で話したことを掲載します。

【授業終了日 校長講話】立ち向かわなければピンチ、立ち向かえばチャンス [107KB pdfファイル] 

 

【令和2年8月1日(土)授業終了日 校長講話(校内放送)】

立ち向かわなければピンチ、立ち向かえばチャンス

                                            松戸市立松飛台第二小学校
                                            校 長  市 川 正 人

 こんちには、これから、お話をはじめます。

 今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、学校が休校になってしまったり、入学式、運動会や修学旅行、林間学園などがなくなってしまったり、昨年度までは当たり前にできていたことがなかなか思うようにできませんでした。
 まさに、今、みんなにとっては、大ピンチの時ですね。
 そんな中で、松二っこのみなさんは、本当によく頑張りました。

 さて、今日は、
南の島に派遣された靴のセールスマンの物語」を紹介します。

2人の靴のセールスマンが、南太平洋のある孤島を訪れました。
もちろん、目的は靴を売ることです。
でも、島の人たちは、みんな裸足で生活をしていました。

そこで、1人目のセールスマンは、
「とんでもないところへ来てしまいました。
島の人たちは、誰も靴を履いていません。
だから、靴は一足も売れません。」
と会社に報告しました。

ところが、2人目のセールスマンは、
興奮した様子で
「ここはすばらしいところです。
島の人たちは、誰も靴を履いていません。
だから、これからいくらでも靴が売れます。」
と会社に報告しました。

会社はこの報告に納得できずに、
3人目のセールスマンを派遣しました。

3人目のセールスマンは、
島の人たちにいろいろと話を聞いた後に、
「島の人たちは誰も靴を履いていません。
そのため島の人たちの足は傷だらけです。
私は島の人たちに、靴を履けば足は守られ、
足の痛みがなくなりますと説明しました。
島の人たちは、非常に喜んでいました。
島の80%の人たちは、
1足1250円(12ドル)なら購入すると言っています。
これなら初年度だけで5000足は売れると思います。
島までの輸送と現地での流通や販売にかかる
費用(コスト)を差し引いても
大きな利益が見込めます。」
と会社に報告しました。

最初に登場した2人のセールスマンは、
物事の見方が違いました。
同じ島にいったのに、
1人目のセールスマンは
一足も売れない」と思い、
2人目のセールスマンは
これならいくらでも靴が売れる
と思いました。

さらに、3人目のセールスマンは、
島の人たちに話を聞いて、
どのくらい売れて、いくら儲かるか
という所まで調べていました。

今、みんなの置かれた状況は、
確かにピンチはピンチだと思います。

でも、今のお話の1人目のセールマンのように、
これはピンチだと思ってしまうか、
それとも2人目のセールスマンのように、
これはチャンスなんだと信じて思い込めるかで
随分違ってくると思います。

さらに、3人目のセールスマンのように、
実際に売れる見通しまで、調べて分析すれば、
ピンチをチャンスに変えることができるということです。

明日からいよいよ夏休みが始まります。
なかなかいつも通りの夏休みのように過ごすことは難しいかもしれませんが、
どんな状況に置かれても、その状況をどう捉えるかで世界は変わります

松二っこのみなさん、夏休み以降の学校生活のための
アンケートの協力ありがとうございました。
その中には、いろいろとやりたいことが書かれていました。

しかし、どんなことも、
立ち向かわなければピンチのままです。
でも、立ち向かえばチャンスです。

立ち向かわなければピンチ、立ち向かえばチャンス
これは、まさに今の時代になくてはならない言葉ではないでしょうか。

ぜひ、みんなで、
こんな時だからこそ、こんなことができた。
という松飛台第二小学校にするために、
お互いに知恵を出し合っていきましょう。

夏休み明け、さらに成長した
みなさんに合えることを楽しみにしています。
そして、夏休み以降、今までできなかったことを、
先生にも助けてもらいながら、
最上級生の6年生のリーダーシップのもと、
みんなで創り上げていきましょう。

これで、お話を終わります。

~「南の島に派遣された靴のセールスマンの物語」は、「コトラーのマーケティング・コンセプト」(フィリップコトラー著、恩藏直人訳、東洋経済新報社)を参考に小学生向きに作成~