3年生の梨園見学(石川園さんを訪れました。)  

 スカッと晴れ渡った5月の牧野原。さわやかな青葉がザワザワと生い茂る中、予定時刻きっちりに昇降口に整列完了したのは、我ら3年生であります。先生が来なくても整列し、腰を下ろして静かに待機していました。その姿に驚き!さぁ、これから向かうは、歩いて1時間コースの石川園さん。どんな冒険が待っているか、ワックワク!

 整然と並ぶ3年生

   これだけの人数が集まるのですから、ガヤガヤ賑やかになってもおかしくないのに、声が聞こえるのは指示を出す友達くらい。あっという間に整列をしてしまった3年生。これには先生方もニッコニコ♡

 

 

 

 

 絶対的な安全の確保

  いくつもの横断歩道を渡らなければいけません。おまけに、一般の歩行者や自転車利用者もすれ違います。さぁ、最大限の注意を払い、横断していきます。君たちは、本当に素晴らしい!

 

 

 

 

 水たまりの歌

  車道から離れると、ちょっとリラックス。すると砂利道にいくつもの水たまりがありまして、3年生の友達が「キャ~!」「ひょぇ~!」っと言いながら楽しげな声を出しながら歩を進めていました。中には、「おぉ…!」と歓声が上がったと思えば、水たまりの中を堂々と直進する友だちがいたりして…。自然発生的に「み、み、みずたまり~!」と妙な歌が流れだして。なんでもどこでも遊べる3年生! 

 

 

 

 石川園さんに到着。そこに広がるのは…

  見たこともないような広大な緑の空間。まるで、絵画の世界。「これが梨の木なの!」っと驚きの声を上げたのは3年生の友達でした。

 

 

 

 

 

 あら、かわいい~!

  小さな梨の赤ちゃんたちがぶら下がっています。摘果したあとの果実には、多くの太陽が降り注いでいました。「せんせ~い、なんか足元の土がフカフカだね!」フフフ…いいことに気が付いてしまった3年生の梨園博士たち。

 

 

 

 

 一応、どこでも消毒は欠かさずに。

  学習の前には、わずかな時間の中で手指の消毒をしました。さぁ、これから勉強が始まります。梨の秘密を探ってみよう。そして、梨の収穫のために、どんな努力と工夫がされているのか、尋ねてみましょうね。

 

 

 

 

 なるほど。収穫のために仕事がたくさんあるんですね。

  秋の収穫時期のみならず、一年中で梨園の仕事があるんですね。しかも、相手は自然の果物。おいしさを追求するために、いろんな工夫があるようです。

 

 

 

 

 

 なんかもったいないけど…

  梨の実は一か所に8こもできるようです。でも、よりおいしい実に育つように、余計なものを取り除き、形がよく大きさもよいものを残すのだそうです。摘果というんですね。

 

 

 

 

 全部手で行う作業なんですね。

  こればかりは機械化されず、すべて手作業で行うとのことでした。200本近くある大木すべての実を摘果するなんて…。でも、おいしい梨が食べたい…。

 

 

 

 

 

 実際に聴き取ったことをメモしていきます。

  教科書には載っていない、現場の貴重な声をメモしていきます。腰を下ろしながらの姿勢だったから、ちょっとつらかったけど、よく頑張ったぞ!

 

 

 

 

 

 クラスごとに見学しました。

  「せんせ~い、これ白い花が咲いています!」本当だ!若干、まだ花が落ちていない場所がありました。梨の花って、きれいだねぇ。

 

 

 

 

 

 先生は頭が届いちゃう!

  「せんせ~い、頭届いちゃって大変だね!」「そうなんだよ。でも、この高さの実を摘果するために、ずっと腕を挙げているのって、もっと大変だよね!」と見事な切りかえし!

 

 

 

 

 太陽のありがたさと、雨のありがたさと

  石川園の社長さんがおっしゃっていました。「化学肥料や化学薬品もたくさんあるが、自然が結局一番でね。太陽の光を浴びることができるように、工夫をすることや、自然の肥料をあげることが一番だね。」

 

 

 

 

 往復2時間歩きっぱなし。でもこの笑顔

  底抜けのエネルギーに満ちた3年生。これからおいしい給食を食べて、学び取ったことをまとめておきましょう。学習はまだ続く…。まずは、よく頑張ったぞ、3年生!