人権週間

 

 いよいよ師走です。今年のカレンダーも最後の一枚になりました。この時期は何となくそわそわとし、心寂しさとわくわくした気持ちが交錯します。2学期も子どもたちは、修学旅行や校外学習、陸上大会、合同音楽会、歌声集会、持久走記録会などの行事や学習に積極的に取り組み頑張りました。この1年を、一人一人がしっかりと振り返り、努力や成長を確認し、来年へ繋げてほしいと思います。

 さて、我が国では、12月4日~10日までを「人権週間」と定めています。しかしながら、昨今、人権を脅かすような様々な問題があげられています。子どもに関することでは、暴力行為やいじめ、体罰、児童虐待、インターネット上での誹謗中傷などがあります。なかでも、いじめは子どもたちにとって一番起こってほしくない人権問題でしょう。

 なぜ、いじめが起きてしまうのか。子どもたちは、やっていいこととやってはいけないことをわかっています。相手を思いやることが大切なこともわかっています。にもかかわらず、「いたずら」「いじわる」「いやがらせ」は起こります。自分の気持ちがコントロールできなかったり、満たされていなかったりすると、それが繰り返され「いじめ」になります。

 生活のあらゆる場を通して、子どもたちの人権感覚をはぐくみ人権意識を高める学びが必要です。そのために、私たち教職員も人権意識を磨いていかなければならないと思っています。そして、「いたわり」「いとしさ」「いつくしみ」のような健全な心と態度を、自然に表すことができる人権意識の高い子どもたちを育てていきたいと思います。

 せっかくの人権週間です。ご家庭でも人権について話し合っていただき、人権に関する理解や人権感覚の涵養を促す機会にしていただければ幸いです。

 子どもたちが楽しみにしている冬休みが近づいてきました。期間は短いですが、この冬休みも、単に「学校に行かなくていい日」ではなく、「〇〇ができる日」にしていけるようお子さんと計画していただければ幸いです。気が早くて恐縮ですが、子どもたちにとって有意義な冬休みとなることを願っています。