12月6日(火)関東中学駅伝での激闘!

  12月4日(日)東京都八王子市上柚木公園陸上競技場において、第31回関東中学校駅伝競走大会が開催されました。古ケ崎中は、千葉県の第4代表として出場し、3位入賞を果たすことができました。レースは3618mの最長区間1区をエース吉村くんが関東の強豪と互角に渡り合い、トップと11秒差の6位で襷をつなぎました。2区石井くんは起伏の大きな難コースを粘り強く走り、3区持田くんに襷をつなぎました。持田くんは、2年生ながらなんと区間賞の快走で先頭との差を縮め、4区同じく2年生妹尾くんに襷をつなぎました。妹尾くんは10月の東葛駅伝以来のレースでしたが、持ち前の勝負強さで順位を2つ上げ、5区城尾くんへ襷をつなぎました。城尾くんは単独走に苦しみながらも、キャプテンの意地で脚を動かし続け、6区アンカー中川くんに襷をつなぎました。中川くんはオーバーペース覚悟で積極的に走り、順位を上げ、まさに執念の走りで見事に3位でフィニッシュしました。今大会の目標は「3位以内に入賞しメダルを獲得すること」でした。関東地区は駅伝のレベルが非常に高く、”関東を制するチームは全国を制する”と言われるほどの激戦区です。千葉県第4代表での出場の古ケ崎中にとって簡単な目標ではありませんでしたが、控えメンバーも含めた全員が心を一つに走り切り、見事に達成することができました。思い返せば、現3年生が1年生の9月の松戸市内駅伝ではAチームは市内18位でした。そこから、昨年、同大会で2位になると、11月の千葉県駅伝で周囲も驚く4位入賞を果たし、関東駅伝に出場しました。関東駅伝では9位と入賞まであと7秒届かず悔しい思いをしましたが、下級生主体でそこまでいけたことが大きな自信となりました。その後、新チームとなり、コロナウイルスの猛威により支部予選すらできない中で出場した2月の千葉県新人駅伝で優勝しました。今年度は、相次ぐ怪我人や様々な事情により選手の確保にすら苦しみながらも9月の松戸市内駅伝で優勝、10月の東葛駅伝で7位、11月の千葉県駅伝で4位と好成績を収め、このチームにとって最後の大会となるこの関東駅伝で3位になれました。全校生徒377人の小規模校である古ケ崎中ではまさに「奇跡」と言える快挙です。「人間本気になれば大差なし」「子どもの可能性は無限大」まさにこの2つをこのチームが体現してくれました。最後になりますが、本大会を迎えるにあたり、多くの方々にご支援、ご協力、そして、ご声援をいただいたこと、この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。