1学期間ありがとうございました。

   

 この1学期、学校では、毎日の生活と行事において、自己肯定感を持たせる場面を意図的に設定してきました。それは、授業はもちろん、学級の係活動をはじめ、新入生歓迎会、体育祭、修学旅行、林間学園、生徒総会、壮行会、委員会での活動、部活動などで、です。 

 生徒たちは、それらの活動のなかで「自己決定」をし、「自己存在感」を持ち、仲間たちと「共感的人間関係を育成」してきました。それにより、大多数の生徒は『学校での自己有用感を持ち、相手に対して優しく親切に行動する』ことができる生徒に成長しました。生徒一人一人が伸びることで、学年の集団としての力を付けたくれた事を、大変うれしく思っています。

 しかし、課題もあります。相手に対して少し強い言葉で責め立てたり、からかいやちょっかいがしつこかったり、それが「いじめ」につながる状況にもなったり・・・ということが9件ありました。 このことからもまだ生徒全体にはいきわたっていないようなので、毎日の生活を中心とした指導と、行事では、合唱コンクール、1年生の校外学習、2年生は学校での諸活動の中心学年、3年生は進路選択と決定という場面を利用して心を育てていくことを続けていきます。さらに本校では、「学校生活アンケート」を毎月実施し、いじめの早期発見、悩み相談等、担任は勿論、学年職員・スクールカウンセラー等により、組織的に対応しておりますが、生徒が安心して学校生活を送れるよう今後も継続して指導して参ります。 

 現在、3年生最後の公式戦・夏の総体が行われております。今のところ10名が県大会出場を決めています。残念ながら、接戦を繰り広げながら、あと一歩のところで敗れ、夏休み前に大会が終わってしまった部もあります。これから大会やコンクールがある部活動は、悔いのない試合や演奏をして欲しいと願っております。生徒の活躍する姿を目とカメラにおさめるため、各会場に応援に行きます。

 さて、明日より夏休みとなるわけですが、保護者会で配布したしおりをもとに子どもたちと共通の話題でお話しをしていただければと思っております。

 特に、ケータイ、スマホ、インターネット等、SNSに関係するいじめやトラブルです。中高生が被害者、加害者となる事例、暴力事件の引き金となる事例も発生しております。ご家庭でも使用状況をご確認いただければ幸いです。これらの加害者、被害者にならないように学校でも指導を継続していきたいと思っております。

二つ目は、夜遊び、外泊の禁止です。親戚や保護者の知り合いの家に泊まるというのを除き、「我が家はダメ。」「ダメなことはダメ。」という姿勢を貫いてください。「みんなやってる。」とか子どもからでてきても負けないでください。

 また、今日の終業式でこんなことを生徒に話しました。

   ・人生は、自分の思うようにならないことのほうがはるかに多い。

    ・だから、思うようになったときは、強烈にうれしい。

    ・落ち込んでも、挫折しても、障害物や壁にぶち当たっても

    乗り越えていく強さが必要。

    ・大人に取り除いてもらってばかりでは自分は強くなれない。

       みんなは、どんな夏休みにするのか?

       ひとつでもいい。自分の取り組みをつくれ!

 幸いにも、本校では突出した大きな事件や事故もなく、まもなく無事1学期を終えようとしております。これも保護者の皆様方の、温かいご支援、ご協力の賜であると感謝いたしております。

 また、夏季休業中ではあっても、日々学校は開いております。お盆前後はやや手薄になろうかとは思いますが、何かありましたら、ご連絡、ご相談など、お申し出いただければと思います。

 2学期が、元気に、素晴らしいスタートが切れますよう皆様に重ねてお願い申し上げて、私からの挨拶とさせていただきます。

 ありがとうございました。              校 長  前 原 高 雅