(9) 土屋家の長屋門 (つちやけのながやもん)

土屋家長屋門の建築年代(けんちくねんだい)は不明です。


土屋家の屋敷を描いた明治27年(1894)作成の銅版画にこの長屋門が描かれており、それ以前に建てられたことがわかります。
 

この長屋門は、松戸市内に現存する長屋門の中でも規模が大きく、保存も良好です。


江戸時代末期から明治時代初期の建築技術を伝えるものとして貴重なものです。


構造は、木造・寄棟造(よせむねづくり)・瓦葺(かわらぶき)です。

 

規模は桁行(けきたゆき)14.54m、梁行(はりゆき)3.64mです。