(2) 本土寺(ほんどじ) と あじさい

 

長谷山(ちょうこくざん)本土寺は、日蓮(にちれん)によって名付けられたとても格式の高い寺です。

さらに寺院内に4院12坊があり、武蔵(むさし)・下総(しもうさ)に末寺が70以上もあったといわれるほどさかんな、大きな寺でした。

現在の建物はもとのままではありませんが、重要な文書や史料が現在でも残されています。 現在では1万株のあじさいが植えられ「あじさい寺」とも呼ばれ参拝者に親しまれています。

関東でもっとも古いとされている日蓮が書いた「諸人御返事(しょにんごへんじ)」と「大学三郎御書(だいがくさぶろうごしょ)」は国の重要文化財となってます。

 

そして1278(健治4)年に鋳造された県下で2番目に古いつりがねも国の重要文化財となっています。