入学式で113名の新しい仲間を迎えました

  さわやかな春の陽光が降り注ぐ4月6日、旭町中学校の第34回入学式が行われました。真新しい制服に身を包み保護者と共に正門を入った新入生たちは、午前9時きっかりに掲示された昇降口のクラス表示に次々に近寄り、友達と手を取り合ったり、笑顔で顔を見合わせる様子も。そして上級生の誘導で3階の教室へ。入り口で胸に祝花をつけてもらい自分の席についた後、早速、3年生から校歌の指導を受け、式にあたっての先生からの説明を神妙な様子で聞きます。

 そして10時近く、在校生や保護者たちの大きな拍手の中を体育館に入場し、式が始まりました。入学生徒呼名では各自が大きな声でしっかりと返事をした後、クラス全員で保護者の方に向き直り、晴れやかな表情を見てもらいました。校長式辞では、「五本の指がそれぞれの個性に合った働きをするように、皆さんも自分の良さを見つけ、個性を発揮して、自らを鍛えていってほしい。」と述べ、最後に「113の花が、旭町中という花壇で立派な花を咲かせることを大いに期待しています。」と式辞を締めくくりました。在校生を代表して3年生の寺本司君が「歓迎の言葉」を述べ、新入生を代表して髙野翔太君が「誓いの言葉」を述べました。(最後に、二人の全文を紹介してあります。)式場での2・3年生の態度も、卒業式の時に引き続き大変立派で、厳粛な式の進行をしっかり支えてくれました。 

 こうして、113名の新入生は旭町中生としての第一歩を力強く踏み出しました。かけがえのない中学校の3年間が、一人ひとりにとって楽しく充実したものになることを願ってやみません。

 昇降口に掲示されたクラス表示を見つめる新入生や保護者 

 教室の入り口で上級生に祝花を胸につけてもらう 
   
 3年生の指導で校歌の練習 
   
 新入生入場 
   
   
 全校生徒で校歌斉唱 入学生徒呼名
   
 呼名の後、回れ右をして保護者の方を向く  校長式辞
   
話を聞く新入生 話を聞く2・3年生
歓迎の言葉 誓いの言葉
   
 新入生退場 
   
   
 教室で学級担任の話を聞く新入生 
入学式が終わって校門を出る新入生の様子

  【歓迎の言葉】 

 つい先日まで満開だった桜も、早や葉桜の季節になり、新芽が芽吹いてきました。新入生の皆さん、この度はご入学おめでとうございます。在校生を代表して歓迎の意を表したいと思います。

 皆さんは今、まだ慣れない校舎や制服で、期待と不安でいっぱいになり、複雑な心境のことと思います。僕たちも二年前、新しい環境でどうしていいか分からず、とまどっていました。今の皆さんと同じです。その新しい環境の中でたくさんのことを経験し、多くのことを学ぶことができました。その全てが自分の力となり、自信へとつながっていきました。そして、失敗も繰り返しながら、一歩一歩成長していくことができました。時には大きな壁にぶつかり、くじけそうになってしまうこともあると思います。そんな時には、僕たち先輩や先生方に遠慮なく頼って下さい。きっと皆さんの力になれると思います。

 これからは部活動も本格的に始まります。小学校に比べて部活の種類も多くなります。きっと楽しみにしている皆さんも多いと思います。どの部活も目標に向かって一生懸命取り組んでいます。まだ不安に思う人もいると思いますが、ぜひ挑戦してみて下さい。僕たちや顧問の先生方も皆さんが入部し、一緒に活動することを楽しみにしています。また、これからの中学校では勉強も難しくなっていきます。僕自身の経験からも、部活と勉強の両立は簡単ではありません。時には挫折しそうになったりするかもしれません。ですが、それを乗り越えることができたら自分の力がつき、楽しさや充実感を実感できると思います。

 旭町中学校には四本柱というものがあります。「授業集中」「真剣清掃」「個性発揮」「歌声充実」が四本柱の内容です。例えば、「真剣清掃」では、十分間の短い時間の中、集中して清掃をするなどです。きれいな校舎を保つためにも、皆さんも一緒に頑張りましょう。

 次に、旭町中学校の行事についてです。旭町中学校には体育祭や合唱コンクールなど、たくさんの行事があります。そこでは先輩や後輩と親しい関係を築くことができます。僕は合唱コンクールが特に印象的でした。練習をする中で、時にはクラスで意見が食い違うこともありました。ですが、それを乗り越えてクラスの結束力を高め、最後には最優秀賞をとることができました。その時の嬉しさは今でも忘れられません。まさに「歌声充実」という四本柱の一つを実感できました。皆さんも、これからの行事を全力で取り組み、一緒に忘れられない思い出をつくっていきましょう。

 中学校生活は三年間です。この三年間は、皆さんが思っているよりもきっと短く感じられると思います。僕自身も、今振り返れば二年間がとても短く感じられました。中学校生活は人生に一度きりです。自分の力を発揮し、互いに協力しあって旭町中学校をより良いものにしていきましょう。これから皆さんと共に生活できるのを楽しみにしています。

 平成三十年四月六日          在校生代表 寺本 司

  【誓いの言葉】             
 やわらかな風が吹き、太陽の光が満ちあふれ、生命が生き生きと活動を始める春らんまんの今日、私たち新入生は旭町中学校の入学式を迎え、先輩方の仲間入りをすることになりました。

僕たちは、今日からこの旭町中学校の生徒になります。今までとはちがう世界に、不安と期待で胸がいっぱいです。小学校より、勉強、部活などのハードルが上がり、こまってしまうこともあるかもしれません。しかし、今まで学んできたことや、協力してくれる仲間と一緒に、失敗をおそれず、挑戦していきたいと思います。

   小学校の六年間では、「仲間とつながる」ということを大切にしてきました。自分たちの生活を自分たちで作れるように心がけてきました。いよいよ本番です。先生方や、先輩方にヒントをもらい、様々な問題を、パズルを解くように、みんなで支え合い、一丸となって乗り越えながら、中学校生活を送っていきたいです。特に部活動では、今まで以上に大きな舞台で、いろいろな人と競い合えることが楽しみです。

   最後になりましたが、小学校よりも短い中学校の三年間です。一日一日をむだにせず、先生方、先輩方、家族、そして仲間に支えてもらいながら、三年後、自分のことを自分で決めることのできる人になります。充実した中学校生活を送ることをここに宣言し、新入生「誓いの言葉」といたします。

   平成三十年 四月六日          新入生代表 髙野 翔太